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(2021/5/20)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:株式会社aiforce solutions
AI民主化を目指し、AIを自由に活用できる社会の実現に向けて挑戦する株式会社aiforce solutions (本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西川 智章、以下「aiforce」)は、2018年から東北大学と連携し、共同研究の実施や講義提供を行ってまいりました。2019年に講義提供を開始したAIに特化した学部生向け課題解決型(PBL)型講義「ビジネスデータ科学」講義を3年目となる2021年度も提供いたします。
【要旨】
・過去2年で300名超の東北大学経済学部の文系学生が受講、延べ10社の地元企業が参画
・大学、学生、地域企業が抱える「AI」に関する課題を解決する独自のPBL型講義
大学:特に文系学生、エントリーレベルに対するAI教育に悩み(プログラミングでの脱落者が多い)
学生:AIを学ぶ必要性が理解できない(社会や就職先企業におけるAI活用イメージが湧かない)
企業:課題解決の手段としてAI活用を進めたいが、社内や社外に提案してくれる人材がいない
・全ての文系学生が自動機械学習ソフトウェア「AMATERAS RAY」を使い、AI(機械学習)の流れを体験することで、より具体的にAIを活用した企業の課題解決や事業創出の提案ができる
【ビジネスデータ科学の講義について】
aiforceと東北大学の取り組みは今年で3年目に突入しました。「Times Higher Education」が発表する世界大学ランキング日本版の2021年度にて2年連続1位を獲得(*)するなど、名実ともに国内屈指の世界最高水準の研究・教育機関である東北大学は、「研究第一」「門戸開放」「実学尊重」の理念の下で、世界をリードする研究成果を上げるとともに、多くの指導的人材を世界に輩出してきました。
当該大学の経済学部において、2019年からビジネスにおけるAI活用を学ぶ講義として、「ビジネスデータ科学」を開講、2年間で300名以上の学生が受講しています。
PBL型講義の特徴は大きく2つあります。
1. 文系、エントリーレベルの学生を意識したカリキュラム
AI教育の多くが、AIをどのように「作る」のかに焦点を当てる一方、AIをどのように「使う」のかに焦点を当てたカリキュラム。全学生が自動機械学習ソフトウェア「AMATERAS RAY」でAI(機械学習)を「使う」体験ができ、aiforceの役員や総合商社等の講師による講座では、いまビジネス現場でどのようにAIを「使い」ビジネス変革を起こそうとしているかを具体的に知ることができる
2. ビジネス課題への提案機会の提供
AIを「使う」ことがイメージできた学生に対し、地域企業が抱える課題をどのように解決するのかを提案する機会を提供。単なるビジネス提案ではなく、デジタル時代に求められるデータやAIを活用してどのように解決もしくは事業創出するかを体験することで深い学びを得ることができる
■受講生のアンケート(2020年度)
Q1. 将来、データやAIリテラシーが必要だということが理解できましたか? ・・・「理解できた」100%
Q2. さらに「高度な」データサイエンス分野の講義を履修したいですか? ・・・「履修したい」 94%
通常のAIプログラミング教育の場合には、多くの学生が興味を失うケースが多いなか、この講座では「より深く学びたい」という意欲を醸成できていることが分かる結果となっています。
*出所 東北大学 ニュース「THE世界大学ランキング日本版2021で東北大学が1位に選出されました」(2021年3月25日)https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2021/03/news20210325-02.html
【aiforceと東北大学のこれまでの取り組み】
現在、ニューノーマル時代に向けてAIやIoTなど先端技術を活用した社会構造やビジネスのデジタル変革(DX: Digital Transformation)の必要性が急激に高まっております。しかし、その中心であるAIについては、慢性的な人材不足が問題となり、日本、特に地方においてはDXへの取り組みが立ち遅れているのが実態です。
このような中、aiforceは2018年にAI民主化をビジョンに掲げ設立当初より積極的にAI教育ビジネスを展開、東北大学は「東北大学ビジョン2030」において1.グローバルマインドセット2.AI・データスキル3.アントレプレナーシップに関する実践的教育を通してAI教育にも重点的に取り組み続けており、2019年よりaiforceは東北大学経済学部の科目「ビジネスデータ科学」を担当。社会やビジネス現場におけるAI活用事例、マウス操作だけで機械学習を活用した予測モデルが構築できる自社開発サービス「AMATERAS RAY」を活用した演習、地元中小企業へのAIを活用した課題解決提案などを織り交ぜたPBL授業を提供開始しました。また、2020年にはAI領域におけるビジネス及び実践的教育におけるaiforceの実績並びに製品開発力と東北大学データ駆動科学・AI教育研究センターの学術的な知見を融合させることで、文系、理系問わず、わかりやすくデータ科学・AIを学ぶことができる基礎教育コンテンツ「AIMD for Future」を短期間で開発することに成功し、コロナ禍におけるオンライン授業化で、e-learningコンテンツとして提供を開始しました。2020年後期からは「AIMD for Future」の対象者を初学者である新入生に加え、学部生へと段階的に拡充し、学部専門教育で必要となる「課題x データx AI」をセットとした演習付きの教育コンテンツなどを順次共同で開発・リリースしています。この取り組みは東北の自治体、経済界などとも連携し、地元企業や大学に対し、開発した教育コンテンツや機械学習によるデータ分析自動化ツール等を提供することで、東北地区におけるAI人材の育成及びAIを活用した生産性向上に貢献しています。
aiforce代表取締役社長CEOの西川智章と取締役COOの高橋蔵人の両名は、データ駆動科学・AI教育研究センターの特任准教授(客員)を務めており、今年度も更なる教育成果に繋がる価値を提供し、日本の大学教育・AI教育に貢献してまいります。
■株式会社aiforce solutionsについて (https://www.aiforce.solutions/)
現在、日本国内においてAI市場は加熱気味の一方、それを担う専門家人材が不足しており、需要と供給がマッチしていません。また、AI導入には高額な導入費用と期間がかかるため、メディアで報道されているほどビジネス市場におけるAI導入は進んでいないのが実態です。この問題を解決するために、AI運用の内製化を強力に推進するAuto Machine Learningツール「AMATERAS RAY」並びにAIリテラシー向上の為の 実践型教育プログラム「AMATERAS EDU」を提供しています。
※ 掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。
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