企業リリース Powered by PR TIMES

PR TIMESが提供するプレスリリースをそのまま掲載しています。内容に関する質問 は直接発表元にお問い合わせください。また、リリースの掲載については、PR TIMESまでお問い合わせください。

Wind River StudioがリアルタイムかつAIドリブンなインテリジェントシステム向けに設計されたインテルSoCをサポート

(2022/3/15)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:ウインドリバー株式会社

Wind River StudioがリアルタイムかつAIドリブンなインテリジェントシステム向けに設計されたインテルSoCをサポート

~航空宇宙・防衛分野のエッジアプリケーションニーズに対応~


2022年2月24日 — カリフォルニア州アラメダ発 — ミッションクリティカルなインテリジェントシステム向けソフトウェアを提供する世界的なリーダー、ウインドリバーは本日、Wind River Studio(*1)が新しいインテルXeon Dプロセッサーをサポートしたことを発表しました。ウインドリバーは、インテルIoTシステムオンチップ(SoC)向けにWind River Studioを最適化する数年にわたる取り組みの一環としてこれらのテクノロジーを組み合わせることで、航空宇宙・防衛分野などで顕著なスペースや電力の制約がある厳しい環境においてより高い演算性能を実現し、エッジアプリケーションのニーズに対応します。

ウインドリバーの最高製品責任者、アビジット・シンハは次のように述べています。「より一層自動化が進むインテリジェントシステムの世界では、エッジのIoTシステム、特に航空宇宙・防衛分野において、リアルタイム性と多くの演算量が要求されるという課題に直面しています。ウインドリバーは、民間航空機、宇宙開発、防衛装備品に対する安全性、セキュリティ、信頼性の高いコンピューティングシステムの構築において30年以上の経験を有しています。ウインドリバーは、インテルとその先進的な仮想化技術に対する長年のサポートに基づき、ミッションクリティカルな産業界の進化する運用ニーズに対応し、単一のSoC上で複数の動作環境が共存する、よりインテリジェントなシステムを実現してまいります」

Wind River Studioの一部である業界をリードするリアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)のVxWorks(R)(*2)は、IoT向けに最適化されたインテルプロセッサをサポートする商用RTOSとして最も広く普及しています。航空宇宙・防衛分野では、機能安全とそれに関連した継続的な認証を必要とするミッションクリティカルなアプリケーションのために、より高度なAIとリアルタイム演算が求められています。VxWorksは、インテル(R) Time Coordinated Computing(インテル(R) TCC)、Time-Sensitive Networking(TSN)、加速されたAIをエッジにデプロイするためのディープラーニングなど、インテルIoT SoCに組み込まれたエッジIP機能を最大限に活用しています。安全認証を取得した仮想化環境でVxWorksとWind River Linuxを組み合わせれば、ハードリアルタイムと最新のAI/機械学習テクノロジーを単一のSoCに組み込むことができます。

Wind River Studioの一部であるWind River Simics(R)(*3)は、ソフトウェア開発者が複雑な電子システムのハードウェアをシミュレートできる、フルシステムシミュレータです。物理ハードウェアに代わる仮想的なターゲットを提供することで、あらゆるターゲットシステムにオンデマンドで簡単にアクセスできます。また開発者間のコラボレーションをさらに円滑にし、より効率的で安定した自動化を実現します。インテルXeon Dプロセッサーに対応したSimicsのモデルは現在ご利用可能です。

インテルXeon Dプロセッサーは、内蔵型のAI、セキュリティ、高度なI/O、イーサネットに加えて、高密度コンピューティングを備えたエッジ向けに構築されたSoCです。はんだ付けが可能な高密度BGAパッケージで、動作温度範囲の広い組込み用途や堅牢なアプリケーションに対応します。エッジから収集されたデータを効果的に保護するために、インテルXeon Dプロセッサーには複数のハードウェアベースのセキュリティ機能を備えています。インテル ディープラーニング・ブースト(VNNI)とインテルAVX-512 命令セットは、ディープラーニングの推論処理を高速化します。またインテル TCCは、レイテンシーに敏感なアプリケーションのパフォーマンスを向上させ、ハードリアルタイムワークロードをより速く、より予測可能に実行できるようにします。開発者はインテル TCCツールを使用してシステムをチューニングすることで、リアルタイムハイパーバイザを実行するシステムの時間タスク管理を正確に行うことができます。独立したTSN(Time-Sensitive Networking)ソリューションは、ネットワーク接続されたデバイス間の同期と正確なタイムライン管理を可能にします。

航空宇宙・防衛分野では、より高度なインテリジェントシステムの構築が進んでいます。ファーエッジで演算性能を最大限に強化し、リアルタイムでエミュレーションとシミュレーションを可能にすることがインテリジェントシステムを成功させるための2大特徴であり、リスクの高い状況で迅速かつ正確な意思決定を行えるようにする能力が重要となります。航空宇宙・防衛分野のエグゼクティブのうち86%が、自社の組込み製品およびソリューションの50%以上がファーエッジでの使用を前提に設計されるようになると考えています(*4)。

Wind River Studioは、デバイスからクラウドまでのミッションクリティカルなインテリジェントシステムの開発、デプロイ、運用、サービスを行うためのクラウドネイティブプラットフォームです。Wind River Studioについての詳細は以下をご覧ください。
https://www.windriver.com/japan/studio


ウインドリバーについて
ウインドリバーは、インテリジェントエッジ向けソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。そのテクノロジーは 1981 年の設立時より世界で最も安全かつセキュアなデバイスに搭載され、数十億を超える製品に使用されています。ウインドリバーは、ワールドクラスのグローバルな専門サービスとサポート、および幅広いエコシステムパートナーによってサポートされる、包括的なポートフォリオを提供します。ウインドリバーのソフトウェアと専門性は、最高水準のセキュリティ、安全性、信頼性を提供しながら、より優れたコンピューティングとAI 機能が要求されるミッションクリティカルなインテリジェントシステムのデジタルトランスフォーメーションを加速しています。詳細については、ウインドリバーのウェブサイトをご覧ください。
https://www.windriver.com/japan/

*1:https://www.windriver.com/japan/studio
*2:https://www.windriver.com/japan/products/vxworks
*3:https://www.windriver.com/japan/products/simics
*4:Forbes/Wind River, “Characteristics of Intelligent Systems,” 2021
https://www.windriver.com/intelligent-systems


# # #

Wind Riverは、Wind River Systems, Inc.およびその関連会社の商標または登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。

※本プレスリリースは2022年2月24日に発表したプレスリリースの抄訳です。
https://www.windriver.com/news/press/news-20220224

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

Journagram→ Journagramとは

おすすめコンテンツ

ゴム補強繊維の接着技術

ゴム補強繊維の接着技術

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

集まれ!設計1年生 はじめての締結設計

集まれ!設計1年生 はじめての締結設計

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン