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使い捨て可能な排尿検知センサーを開発

(2022/3/16)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:NOK株式会社

使い捨て可能な排尿検知センサーを開発

~排泄記録を自動化し、自立を支援する排泄ケアの普及拡大を目指す~

NOK株式会社(本社:港区芝大門1-12-15、以下「NOK」)は、NOKのグループ会社である日本メクトロン株式会社 (本店:港区芝大門1-12-15、以下「日本メクトロン」)との共同開発により、排泄記録を自動化し、自立を支援する排泄ケアの普及拡大を目指し、使い捨て可能な排尿検知センサー『C-Letter』を開発いたしました。


センサーを取り付けたオムツ。センサーは名刺サイズの大きさです。
背景・目的
少子高齢化が進む日本において、介護業界は深刻な人手不足に陥っており、厚生労働省の調査によると2025年に約32万人、2040年には約69万人の介護人材が不足するとされています。その解決策の一つとして、高齢者の自立支援の促進、質の高い介護を実現するためのICTや介護ロボットなどのテクノロジーの活用が期待されています。その中でも排泄ケアは、日常生活において頻回に行われるものであり、高齢者の尊厳とプライバシーに関わるデリケートなものです。排泄の自立は、高齢者および介護者のQOL(Quality Of Life、以下「QOL」)に大きく影響するため、排泄記録を効率的に取得・分析し、排泄ケアに有効活用できるツールが求められています。

使い捨て可能な排尿検知センサーの概要
今回開発した排尿検知センサーは、日本メクトロンが長年にわたりフレキシブルプリント基板(FPC)を開発・設計してきた技術ノウハウを活用し、開発いたしました。日本メクトロンの独自技術によって、従来のRFIDタグを濡れ検知可能なデバイスにし、さらに、薄くて柔らかい不織布でデバイスを挟むことで、違和感なく快適に使用いただけることを実現しております。また、介護施設で使用されている見守りシステムや記録システムと連携することで、使用者の排泄タイミングを自動的に記録することが可能となりました。これにより、これまで負担の大きかったパーソナルな排泄パターンを考慮した介護計画の作成に貢献するとともに、自立を支援する排泄ケアにもつなげることで、高齢者および介護者のQOLを向上させることができます。
排尿検知センサーの構造イメージ

今後の事業展開
介護現場での実証実験、連携する介護システムの拡大だけでなく、収集・蓄積した記録データの排泄ケアへの効果的な分析・活用方法のソリューション開発を推進することで、本開発品の事業化を目指してまいります。

展示会出展のご案内
本開発品について、3月9日(水)から11日(金)に東京ビッグサイトで開催された東京ケアウィーク’22のうち、「第5回 【次世代】 介護テクノロジー展(Careテクノロジー)」に出展しました。
また、「CareTEX365ONLINE」にも出展していますので、ぜひアクセスしてください。
https://www.caretex365.jp/


※上記URLから”NOK”で検索してください。
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■出展・製品に関するお問い合わせ
NOK株式会社 NB企画部 nok_nb@po.nok.co.jp

■本件リリースに関するお問い合わせ
NOK株式会社 広報部 (03) 5405-6372

【NOK株式会社 概要】
事業内容:シール製品・工業用機能部品・油圧機器・プラント機器・原子力機器・
合成化学製品・エレクトロニクス製品・その他の製造・仕入・輸入・販売ならびに
機械器具設置工事等上記に付帯する業務本社:〒105-8585 東京都港区芝大門1-12-15
企業ホームページ:https://www.nok.co.jp/

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