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【竣工】PT. ALEXINDO社向け溶融亜鉛めっきライン

(2022/7/4)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:日鉄エンジニアリング株式会社

【竣工】PT. ALEXINDO社向け溶融亜鉛めっきライン

日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭行人、本社:東京都品川区、以下「当社」)は、インドネシアのPT. ALEXINDO社(CEO:Baharja Halim、本社:Bekasi Utara, Indonesia)より受注した溶融亜鉛めっきライン(Continuous Galvanizing Line : CGL、以下「本設備」)をこのたび竣工し、引渡しました。


本設備は、耐候性・耐久性に優れた建材用55%AL-Zn溶融亜鉛めっき鋼板を製造する設備であり、当社がインドネシアに納入したCGLでは3基目となります。プロジェクト実行にあたっては、当社と当社グループ会社である日鉄設備工程(上海)有限公司が一体となり、試運転調整まで一貫してトラブル無く円滑に完了しました。

また本設備は、当社独自に開発した最新型ワイピング装置 NSblade(R)※1を備えており、低速厚目付から高速薄目付まで、広範囲にわたり高精度な目付量の制御が可能です。NSblade(R)は、高速通板時に発生しやすくなるスプラッシュ※2とエッジオーバーコート※3を効果的に抑制することができ、溶融亜鉛めっき鋼板の品質改善に貢献します。NSblade(R)は、中国・ベトナムをはじめ、国内外で8件の納入実績があり、お客様より高い評価を頂いております。

日本製鉄グループのエンジニアリング会社として、鋼板処理分野の設備技術と開発力に強みを持つ当社は、国内外でCGLの実績を積み重ねております。これからも引続き、高付加価値を生む技術と競争力のある価格を提供することで、鉄鋼業界のさらなる発展に貢献してまいります。

※1:鋼板の表面品質改善とランニングコスト削減を目的とし、当社で開発した溶融亜鉛めっき用ワイピング装置。
※2:ワイピング時に亜鉛が鋼板表面に飛散する現象。
※3:鋼板の両端と中心部のメッキ厚が不均一の現象。


溶融亜鉛めっきライン(CGL)に設置されているNSblade(R)

CGL https://www.eng.nipponsteel.com/business/steelplants/processing/cgl_capl/
NSblade(R) https://www.eng.nipponsteel.com/business/steelplants/processing/ns_blade/

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