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業界初、暑熱対策用空調ノズル「ジェットノズル」を発売

(2023/5/25)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:パナソニックグループ

業界初、暑熱対策用空調ノズル「ジェットノズル」を発売


暑熱対策用空調ノズル「ジェットノズル」
パナソニック株式会社 空質空調社(以下、空質空調社)は、業界初(※1)、空質空調社独自の特殊多重構造により、スポット空調の先端に取り付けるだけで、使用者の体感温度を最大2.9℃下げることができる(※2)暑熱対策用空調ノズル「ジェットノズル」を2023年5月29日に発売します。

近年、地球温暖化による気温上昇に伴い、日本の熱中症患者数は増加傾向にあります。そのため、安全面の観点から暑熱対策へのニーズが高まっており、工場作業者の労働環境改善などにも注目が集まっています。

工場のような大空間においては、空間全体を空調すると、大規模な空調設備と膨大なエネルギーが必要になります。そのため、一般的には作業者のみを対象としたスポット空調方式などの部分空調が採用されていますが、スポット空調には、気流の特性上、「作業者に届く風がぬるくなりやすい」、「風速が遅くなる」などの課題があります。

今回発売する暑熱対策用空調ノズル「ジェットノズル」は、業界初(※1)、空質空調社独自の特殊多重構造機構によってスポット空調の課題点を改善し、使用者の体感温度を最大2.9℃下げることができます(※2)。また、体感温度を同等とした場合は、空調機器の設定温度を上げることができるため、最大で21.2%の省エネ(※3)に貢献します。これに加え、本ノズルはスポット空調の先端に取り付けるだけで、施工工事も不要です。

空質空調社は本製品により、暑熱へのソリューションだけではなく、エネルギーソリューションを提供することで、お客様のお困りごとに真摯に向き合い、これからもより便利で快適なライフスタイルを提案してまいります。

<特長>
1. 空質空調社独自の特殊多重構造機構により、スポット空調の体感温度が最大2.9℃低減(※2)
2. 体感温度を同等とした場合、最大21.2%の省エネ(※3)に貢献
3. スポット空調の先端に取り付けるだけで、施工工事も不要

【特長】
1. 空質空調社独自の特殊多重構造機構により、スポット空調の体感温度が最大2.9℃低減(※2)
スポット空調方式に一般的に採用されているフレキホースは、冷気が吹き出しされる際に、周辺の暖気を誘引し、風がぬるくなってしまいます。また、吹き出される冷気と周辺空気の空気抵抗が大きいため、風速が低下してしまいます。この主な要因は、吹き出される冷気と周辺空気との風速差です。本製品は、ノズル本体の角度や長さ、断面積などに工夫を凝らした空質空調社独自の特殊な多重構造機構により、吹き出し風速の分布を適正化することで、冷気と周辺空気との風速差を小さくし、周辺の暖気誘引の抑制、空気抵抗による風速低下低減を実現しました。

2. 体感温度を同等とした場合、最大21.2%の省エネ(※3)に貢献
本製品を取り付けることで体感温度を下げることができるため、体感温度をそのままとした場合、空調機器の設定温度を上げることができ、最大21.2%の消費電力削減(※3)につながります。

3. スポット空調の先端に取り付けるだけで、施工工事も不要
工場における暑熱対策の方法としては、能力の大きい空調機器の導入や増設、建屋の断熱性を上げるなど様々な方法がありますが、それらには工事が必要です。本製品は施工工事の必要がなく、簡単に取り付けることができるため、工事に伴う費用面、稼働停止などの心配もありません。

※1:国内のスポット空調に後付けできるアタッチメントの市場において。2023年1月19日現在。空質空調社調べ。
※2:体感温度はSET* で示しており、SET* とは風や温湿度の要因を考慮した体感温度の指標です。空質空調社の試験結果からSET* により体感温度を算出。吹出口:硬質フレキホースΦ 125 受風距離:1 m 吹出風速:11 m/s 吹出温度:DB14.0℃ / WB13.0℃ 空間の雰囲気温度:DB35.0℃ / WB26.2℃(RH50%)、ノズルなし測定結果:風速8.0 m/s、受風温度25.7℃、ノズルあり測定結果:風速9.0 m/s、受風温度23.1℃。本製品の効果が一番発揮できる夏期を想定した温度条件、空調条件下での空質空調社の試験結果であり、使用方法等により低減効果も変わるため、性能を担保するものではありません。
※3:試験条件は※2と同一。ノズルなしは※2の試験結果より空調機の消費電力を算出。ノズルありはSET* が同一となる空調機吹出温度16.61℃にて消費電力を試算。計算条件として、空気比熱:1000 J/kg・K 空気密度:1.2 kg/立方メートル 空調機COP:3。ただし消費電力は、処理顕熱量を空調機COPで割り算出。本製品の効果が一番発揮できる夏期を想定した温度条件、空調条件下での空質空調社の試験結果であり、使用方法等により低減効果も変わるため、性能を担保するものではありません。

全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース]業界初、暑熱対策用空調ノズル「ジェットノズル」を発売(2023年5月25日)
https://news.panasonic.com/jp/press/jn230525-3

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