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(2023/7/18)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:株式会社ビー・アンド・プラス
回転部のIOTセンサーデバイスなどへ配線レスな電源供給が可能!
ワイヤレス給電の専業メーカーである株式会社ビー・アンド・プラス(本社:埼玉県)は、回転部の給電に最適化した『リング形状電極を用いた電界結合方式ワイヤレス給電ユニット』を開発し、7/19より実験調査用としてユニット販売を開始します。
B&PLUSでは、磁界方式のワイヤレス給電以外に、電界結合方式やマイクロ波方式についても研究を進めております。今回、新たに開発したリング形状電極を用いた電界結合ワイヤレス給電ユニットは、従来の電界結合で用いられる電極とは異なり、回転用途に特化した特殊構造になります。以下の写真のようにリング構造の電極を用いる事で、回転中も継続して給電が可能です。昨今の工場内におけるIOT化の流れを受け、回転部等のセンシングニーズが高まっており、そのようなデバイスへの電源供給手段として採用を見据えたユニットとなります。
リング形状電極を用いた電界結合方式ワイヤレス給電ユニットについて
リング形状電極の電界結合ワイヤレス給電ユニットは以下のベース部とリモート部で構成されており、ベース部とリモート部の電極が対向すると、電界結合ワイヤレス給電により、非接触で電力が供給されます。
右記写真はベース部とリモート部を対向させている写真です。電極間の距離は、電極表面のアクリル板を除いて、3mmほど離す事が可能です。(※5V1A供給時の実力値)
ベース部とリモート部の軸ズレが生じなければ、回転中も電力伝送が継続されます。
また、電極中央には金属製シャフトを通してもほとんど影響は受けず、シャフトに固定しての使用等も可能です。
ユニットは2分割構造になっており、マグネットと端子により分割と連結ができます。このような分割構造を用いる事により、シャフト等への取付性が向上が見込まれます。
Youtube動画によるユニットの御紹介も行っております。実際に動作をさせておりますので、是非ご覧下さい。
電極部のカスタム等も対応
今回のユニットは、内径φ50mm×外径φ100mmの電極形状ですが、用途に合わせて別寸法へのカスタム対応も可能です。磁界方式のワイヤレス給電の場合、フェライトコア材などを用いる為、どうしても重量が重くなりがちですが、電界結合方式では電極のみで構築が出来る為、軽量で寸法変更も比較的簡便になります。
電界結合型のワイヤレス給電の技術解説はこちら
https://www.b-plus-kk.jp/wireless_1/wireless_2_1/wireless_2_4.html
【お問合せはこちらから】
〒355-0311 埼⽟県比企郡小川町高谷2452-5
株式会社ビー・アンド・プラス
Mail: sales@b-plus-kk.jp 担当:櫻井
URL:ワイヤレス給電の試作・開発のご相談はお気軽に! (b-plus-kk.jp)
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