世界でも数社のみ！ウレタン素材の防振材を用いた卓上型除振台に高機能モデルの「NJ-4050H」追加発売・「ものづくりフェア2023」に出展します。

防振材「ノンブレン」は、700系新幹線「のぞみ」・すばる望遠鏡・大型放射光施設「SPring-8」での導入実績あり。

株式会社枚方技研（本社：大阪府枚方市、代表取締役：森山 知佳津、以下「枚方技研」）は、2023年10月1日より、新製品である卓上型除振台「NJ-4050H」の受注生産受付を開始します。


卓上型除振台「NJ-4050H」について



本製品は電子顕微鏡や光学顕微鏡、電子天秤（精密天秤）と合わせて使用することを想定して開発した卓上除振台です。
デスク上で使える大きさでありながら、固有振動数の低減を含む高い除振性能を特長としており、光学顕微鏡や電子天秤などの機器の下に置くだけでご使用いただけます。
メンテナンスフリーで長く除振効果を発揮するため、コストパフォーマンスが高いのが長所です。

【卓上除振台を使った振動比較試験】
以下は、重りをつけた歯車を1000rpm(※16.7Hz)で回転させて振動を発生させ、倍率1000倍の電子顕微鏡から映された画面の比較画像です。

「除振台なし」は画面が振動でぶれていますが、「除振台あり」では振動が軽減され、電子顕微鏡で写された画面がくっきりしているのがわかります。
詳しい振動比較試験の様子やデモは以下の動画でご覧いただけます。

【動画】卓上型除振台　NJシリーズ　-振動比較試験-


【動画】卓上型除振台NJ-3040 デモ

※新モデルでは除振性能がさらに強化されています。

【ノンブレンを使用した卓上型除振台の利用実績】
・光学顕微鏡の除振
・電子天秤（精密天秤）の除振
・画像計測装置の除振
・電子顕微鏡の除振
・DVD/CD用機械特性測定装置の除振
・精密機器装置の測定架台の防振

枚方技研が世界に誇る防振材「ノンブレン」防振・耐震・徐振・防音・緩衝など用途は様々



新製品「NJ-4050H」の部材としても使用されている防振材「ノンブレン」には、1972年の創業以来長らく機械設計に携わってきた枚方技研の技術が凝縮されています。
ノンブレンは700系新幹線「のぞみ号」の床下防振・防音のほか、液晶製造装置や半導体製造装置、画像計測装置をはじめとした精密機械の制振に至るまで、さまざまなシーンで活躍しています。

【ノンブレンの特長】
・高い衝撃吸収性と防振効果
天然ゴムの防振ラバーやシリコンなどと比較して、格段に高い衝撃吸収性が特徴です。
また、幅広い周波数の振動に効果を発揮し、特に従来の防振ゴムでは除ききることができなかった低周波域の除振にも対応。防振ゴムと比較して2～4倍の防振効果が期待されます（当社比）。

・使い勝手の良さ
サイズが小さくても最大限の効果を発揮するため、装置に組み込んで使用する際には装置自体の小型化に寄与します。
また高い耐油性を誇り、耐熱性や耐薬品性にも優れていることから、加工現場でも安心してお使いいただけます。
そして当社独自の接合技術により、長期間の繰り返し屈曲運動に対して高い耐久性を実現。引き裂きにも強く、横方向の荷重にも耐えられるような仕様です。

展示会情報


枚方技研は2023年10月18日から20日にかけてマリンメッセ福岡にて行われる展示会「ものづくりフェア2023」に出展し、卓上型除振台「NJ-4050H」「NJ-3040」や防振材「ノンブレン」、耐震マット「タックゲル」などの製品を展示いたします。
【来場者プレゼント】ご来場のお客様に名刺と交換で素敵なプレゼントをご用意しています。※数に限りがありますのでご了承ください。

【展示会概要】
展示会名：モノづくりフェア2023
開催期間：2023年10月18日(水)～2023年10月20日(金)
開場時間：10:00～17:00（最終日は16:00まで）
会場：マリンメッセ福岡 A館・B館
住所：福岡県福岡市博多区沖浜町7-1

「ものづくりフェア2023」公式サイト：https://www.nikkanseibu-eve.com/mono/

枚方技研は「ものづくりコーナー」の「AN-11」ブースに出展予定。
展示会の招待状を送付いたしますので、枚方技研までお気軽にお問い合わせくださいませ。

お問い合わせページ：https://www.hirakata-g.co.jp/inquiry.html

枚方技研が社会に対して提供する価値


当社の商品開発の原動力は「いかにしてお客様のニーズを形にするか」です。

私たちが設備設計の業務を行っていた際、高度な振動制御が求められる場面で、課題を抱えているお客様がいらっしゃいました。適切な製品が見当たらず、設備の安定設置に支障をきたしている状況下で、私たちの設計に革新的な解決策をもたらす、のちにノンブレンの要となる「ある特別な素材」に出会ったことがきっかけとなり、設備の振動制御が格段に向上し、お客様の問題を解決する手助けができました。

それ以来、私たちは産業の成長と持続可能性の推進、そして社会的な価値提供をミッションとして掲げ、より優れた製品を生み出すために改良と研究開発に取り組み続けています。

【私たちが社会にもたらす価値】
・研究品質や診断精度の向上
私たちの製品は、科学研究施設や医療現場における直接的な活用が想定されています。
そのため、高精度のデータを取得できる環境を築くことで、科学技術の進展が期待できるほか、同様に医療機器の精度を高める効果が期待されます。

・高価値産業の支援
高度な技術を持つ事業者と枚方技研の製品をかけ合わせることで、より高品質な製品を作ることができるようになります。競争力の強化はもちろんのこと、高価値な製品を生み出す地盤を作るという意味で産業の発展に寄与することが期待されます。

製品概要


商品名：卓上型除振台
品番：NJ-4050H
受注開始日：2023年10月1日
受注受付：公式サイト、楽天、アズワン（AXELショップ）

・公式サイト：https://www.hirakata-g.co.jp/product/passive/
・楽天：https://item.rakuten.co.jp/hirakata-g/c/0000000102/
・アズワン（AXELショップ）：https://axel.as-1.co.jp/asone/g/NC63-6337-09/

【仕様】
天板素材：スチール、ステンレス（M6ピッチ25）、御影石（耐食性あり）
サイズ（mm）：400 × 500 x 93（NJ-4050）
最大搭載荷重：50kg（NJ-4050）
垂直方向固有振動数：約4.5Hz～

【加工オプション】
本製品では、下記の範囲にて加工や仕様の変更を承っております。
オプション費用や詳細については別途お問い合わせください。

・サイズ変更
・設定荷重変更
・搭載板の材質変更（スチール・M6タップ付ステンレス・御影石）

枚方技研について



1972年の創業以来長らく機械設計に携わり、多数の開発・設計実績を積み重ねてきた機械設計のプロフェッショナル集団。豊富なノウハウと柔軟で若々しい技術力を活かし、新製品の開発やコンサルティングなど、顧客ニーズを満たすための事業を多数展開しています。

【会社概要】
・会社名：株式会社枚方技研
・代表取締役：森山 知佳津
・設立：1972年2月
・本社所在地：大阪府枚方市津田山手2丁目20番10号
・電話番号：072-396-9001
・FAX：[phone]
・事業内容：機械設計・製作業務、コンサルティング業務、防振材関連業務

公式サイト：https://www.hirakata-g.co.jp/

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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000130188.html