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pluszero社とのAI×セキュリティ分野における協業開始について

(2024/2/13)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:BBSec

~AIの民主化時代におけるサイバーセキュリティ分野への取り組み強化~

情報セキュリティコンサルティングなどセキュリティに特化したサービスを提供する株式会社ブロードバンドセキュリティ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:滝澤 貴志、以下 BBSec)は、株式会社pluszero(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼CEO:小代 義行、以下pluszero)と共同しAI分野におけるサイバーセキュリティ分野への取り組みを強化することで合意しました。


【概要】
2010年代における機械学習とディープラーニングを活用した第3次AIブームを経て、現在は生成AIの興隆により、誰でもアイデアをクリエイティブ化できる第4次AIブームが訪れています。生成AIの世界市場の需要額見通しは2030年には2,110億ドルにのぼり、年平均53.3%の高い成長率が予測されています。*1
また生成AIの導入が進む分野としては、金融、製造業、流通業、医療・介護、通信・放送などが見込まれており、人々の生活様式を大きく変えうる変化があらゆる場面で訪れることになります。
AIによる利便性が高まる一方で、AIを悪用したサイバー攻撃や情報漏洩事件が近年増加傾向にあり、AI事業に関連する企業と従業員だけでなく一般消費者も含めて、セキュリティに関する意識の向上と、AIシステムにおけるセキュリティ対策は必須のものとなってきています。

このような環境のなか、BBSecは、「便利で安全なネットワーク社会を創造する」というビジョン実現のため、2030年のプレシンギュラリティに向けて、新たなネットワーク社会が出現するという認識のもと、「サプライチェーンを狙った攻撃」「社会インフラを狙った攻撃」「AI時代のセキュリティ」といった社会的課題の解決を目指すべく、経営ビジョン「Vision 2030」と、その実現のための成長戦略「Action2024」を定めました。

成長戦略「Action2024」における「新規事業への参入と収益化」の施策の一つとして、また情報セキュリティコンサルティングから脆弱性診断、情報漏えいIT対策まで一貫したフルラインナップのセキュリティサービスを提供する企業として、「AI時代のセキュリティ」を実現するため、AI・自然言語処理等を活用した開発とソリューション提供に取り組むpluszeroと共同で事業を展開することにいたしました。

東京証券取引所グロース市場に上場するpluszeroは、第4世代AIであるAEI*2に注力しており、ディープラーニングを利用したChatGPT・GPT4等の信頼性・現場対応力を向上させるソリューション型のAIサービスを展開予定です。

この度のBBSecおよびpluszeroによる協業内容は以下の3点です。
 1.AI開発会社またはAIサービス事業者向けセキュリティ監査・各種ガイドライン準拠支援・管理体制整備支援
 2.AI利用企業向けのセキュリティ・プライバシー教育実施
 3.AIを活用した企業リスク算定モデルの共同研究

*1 一般社団法人 電子情報技術産業協会調べ
*2 AEIはpluszeroの造語です。Artificial Elastic Intelligenceとして商標登録しています。

【1. AI開発・サービス提供事業者向けセキュリティ監査・ガイドライン準拠支援・管理体制整備支援】
日本を含む世界各国でAI開発や生成AIサービスに関連する規制が検討・実施されています。OECDのAI原則、EUのAI倫理ガイドライン、G7による広島AIプロセスの承認などを始めとして、日本でも総務省と経済産業省によりAI事業者ガイドラインが公表される予定です。これらの規制やガイドラインでは、サイバーセキュリティとプライバシーへの配慮が多く盛り込まれており、事業者に対して定期的なセキュリティ監査や脆弱性評価、さらにはセキュリティ侵害が発生した場合の対応計画や訓練、体制の整備が求められることが一般的です。
BBSecとpluszeroは共同して国内外の各種AI規制・ガイドラインの準拠に向けた支援サービスを展開し、AI事業者が取り組むべきセキュリティとプライバシー観点でのガイドライン・規制項目を精査のうえ、その企業における課題点およびその改善施策の提示を行います。
また、AIの信頼性を高めるために、各種ガイドラインへの適合状況の監査とともに、サービスリリース前の検証において、セキュリティ観点でのプロンプトエンジニアリングにも取り組んでまいります。

<AI開発・サービス企業に向けた主なサービス提供内容>
・資産管理、ガバナンス、リスク管理体制評価
・ID管理・アクセス制御、データセキュリティおよびセキュリティ教育実施状況の評価
・サイバー攻撃検知・セキュリティ監視状況の確認
・インシデント対応および復旧手順評価
・セキュリティ・プライバシー関連規程整備支援
・CSIRT構築支援
・セキュリティ開発標準策定とシフトレフトコンサルティング

※AIシステムに特化した脆弱性診断やAIにおけるデータ整合性の検証サービスは今後提供予定です。

【2. AI利用企業向けのセキュリティ・プライバシー教育実施】
企業活動においてAI関連サービスが今後ますます発展するのに伴い、それらを利用する企業および従業員にとってのセキュリティ・プライバシー教育の重要度も増してきています。
pluszeroのAIシステム開発・ソリューション提供実績と、BBSecのセキュリティ教育サービスの実績を併せ、AI利用企業による情報漏えいや法令違反のリスクの軽減するための、経営者・従業員の教育サービスを提供します。

<AIサービス利用企業・従業員に向けた主なサービス提供内容>
・AIシステム利用時における適切な利用方法・潜在リスク教育
・AI活用時のプライバシー保護意識向上教育
・インシデント発生時の対応訓練

【3. AIを活用した企業リスク算定モデルの共同研究】
サイバーセキュリティに関する脅威が年々増すなかで、対策企業側にセキュリティ投資の要否を判断する基準がないことが、不十分なセキュリティ対策によるサイバーインシデントの発生や、逆に過度なセキュリティ対策による競争力低下を招いています。BBSecでは過去20年近くに及ぶセキュリティ事業の実績とデータ、および情報公開済みのセキュリティインシデント等の情報をもとに、pluszeroのAIプロダクト開発力を組み合わせ、適切なセキュリティ投資額の判断を可能とする企業リスク算定モデルの共同研究を行う予定です。

BBSecおよびpluszeroは、AIに特化したセキュリティ・プライバシーの監査・コンサルティング、教育事業の提供等を通じて国内における健全なAIシステムの発展と企業活動の安全性・利便性の向上に寄与してまいります。


【pluszero会社概要】
社名:株式会社 pluszero(プラスゼロ)
資本金:22,848千円
代表者:小代 義行 代表取締役会長 CEO / 森 遼太 代表取締役社長 COO
本社:東京都世田谷区北沢 2-6-10 仙田ビル 4 階
事業内容:AI・自然言語処理・ソフトウェア・ハードウェア等の各種テクノロジーを統合的に活用したソリューション提供・開発・保守・運用および販売、 ならびに受託及びそれらに付帯するコンサルティング業務
URL: https://plus-zero.co.jp/

【BBSecについて】
BBSecは、ITセキュリティの診断・運用・保守・デジタルフォレンジックを手掛けるトータルセキュリティ・サービスプロバイダーです。「便利で安全なネットワーク社会を創造する」をコンセプトに、2000年11月の設立以来、高い技術力と豊富な経験、幅広い情報収集力を生かし、大手企業、通信事業者から IT ベンチャーに至るまで、様々な企業のITサービスをセキュリティ面でサポートしています。

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