機内エンターテインメント・サーバーの新製品を販売開始

ティアック株式会社 (本社：東京都多摩市、代表取締役社長：英 裕治、以下「ティアック」) は、航空機内で映画や音楽などのエンターテインメントを提供する、機内サーバーPortaStreamの第2世代となる新製品PS-V50 GEN2を2024年2月より販売開始致します。

PS-V50 GEN2

PortaStreamは、本体内にWi‐Fiアクセスポイントを内蔵したバッテリー駆動の航空機向け小型・軽量なポータブルストリーミングサーバーです。機内のオーバーヘッドビンなどに設置するだけで、乗客のスマートフォンなどの携帯端末にWi-Fi経由で、動画・音楽・ebooks・フライトマップ・機内販売カタログの閲覧等のデジタルコンテンツ配信が可能な製品です。またPS-V50 GEN2は航空機からの電源供給にも対応予定です。

今回発売となったPS-V50 GEN2の特長は、Wi-Fi6採用による通信の高速化、バッテリーのホットスワップによる長時間連続稼働、LTE・USB・LAN等の外部インターフェイス機能の強化、オープンプラットフォームによるサードパーティの追加開発の簡便化等、初代PS-V50の課題を解決。エアラインの現場担当者ばかりでなく、乗客の使い易さをも実現した製品となります。

ティアックではTCMSというサービスプログラムを立ち上げ、PS-V50 GEN2で機内配信の為の各種コンテンツをカタログ化した、パッケージ供給を開始しました。エアラインは、カタログから気に入ったコンテンツを選択・注文するだけで、コンテンツの権利処理から配信フォーマットの変換までをTCMSが一括処理します。コンテンツサービスも提供する事で、エアラインの運用上の手間を軽減します。

従来の機内販売カタログ・発注機能に加えて、パートナーとの連携により機内クレジットカード決済ソリューションの搭載を予定しております。デジタルカタログによる非接触機内販売・カード決済・商品及び在庫管理のパッケージソリューションに加え、エアライン毎の要件に合わせたカスタマイズソリューションを提供します。

PS-V50 GEN2の国内市場に関してはエアライン各社への直接販売を継続していきますが、海外市場では各地域のシステムインテグレーター（SIer）をパートナーとして拡販を進めていく計画です。PS-V50 GEN2をオープンプラットフォームとして供給し、各SIerはその上に独自のアプリケーションを構築することで自社製品としての販売が可能となり、地域性と特色を生かしたサービスを展開できます。

ティアックは今後も海外SIerパートナー開拓に注力し、グローバルニッチトップを狙う戦略を進めてまいります。
PS-V50 GEN2の主な特長





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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000447.000021574.html