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ロールス・ロイス・ブラック・バッジ・カリナン・シリーズ II:大胆に飛躍したもう一つのカリナン

(2024/5/8)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:Rolls-Royce Motor Cars Limited

ロールス・ロイス・ブラック・バッジ・カリナン・シリーズ II:大胆に飛躍したもう一つのカリナン


2024年5月7日、グッドウッド、ウエスト・サセックス

ロールス・ロイスをより直感的に表現し、進化した、ブラック・バッジ・カリナン・シリーズ II(Black Badge Cullinan Series II) を発表

明確なテイストと優先事項を持つ、ロールス・ロイスの顧客層に対応

シリーズ IIのために、ユニークなブラック・バッジのエクステリア・コーチワークとインテリアのディテールを開発

現代的な素材や技術を取り入れ、よりオープンかつ豊かに表現

先進的なデジタル・インターフェース「SPIRIT」と会員制アプリ「Whispers」を統合

インテリアの新型クロック・キャビネット・ケースには、ブラック・バッジ・スピリット・オブ・エクスタシー像を配置

デュアリティ・ツイル(二重綾織り)の新しいシートには、220万のステッチと最長11マイル(約18キロメートル)におよぶ長さの糸を使用

ホーム・オブ・ロールス・ロイスの上空に広がる雲にインスピレーションを得た、10万7千個のパーフォレーションから成る新しいプレースド・パーフォレーションのシート・パターンを採用

ブラック・バッジのロールス・ロイスでは初となる、23インチ・ホイールを採用

最高出力600PSと最大トルク900Nmのエンジンが、信頼性の高い性能を発揮

カリナン・シリーズ IIと同時に販売開始



「ブラック・バッジは、ロールス・ロイスをより直感的に体験したいとお考えの特別なお客様にとって、非常に魅力的なモデルです。ブラック・バッジ・カリナン・シリーズ IIは、そのエンジニアリング、テクノロジー、素材、デザインを通して、イノベーションと新たな自己表現方法に対するお客様の旺盛な要求に応えます。カリナンのダークな美学を強調したブラック・バッジは、当社の製品ポートフォリオの中で常に独自の地位を確立してきました。新しく生まれ変わったこのモデルは、前作の成功を基に躍進すると確信しています」
ロールス・ロイス・モーター・カーズ最高経営責任者 クリス・ブラウンリッジ

「ブラック・バッジ・カリナン・シリーズ IIは、5年前にこの革新的なモデルを発表して以来、私たちが目にしてきた顧客プロフィールの変化を反映しています。今日、自己表現、個性、そして大胆さがこれまで以上に求められています。これらはすべて、ブラック・バッジのコンセプトの中核をなすものです。私たちのクリエイティブな取り組みは、こうした自動車の制作を依頼するお客様の大胆さと一致しています。このモデルでは、ブラック・バッジらしさに欠かせないダークで原始的な要素が極限まで表現され、さらに大胆な解釈でロールス・ロイスを表現するドラマチックで主張の強いコーチワークによって一段と際立ちます」
ロールス・ロイス・モーター・カーズ デザイン・ディレクター アンダース・ウォーミング

ロールス・ロイスの革新的なオルターエゴ(alter ego)を表現するブラック・バッジは、カリナンによってその頂点に君臨し、妥協のない堂々とした姿勢が、大胆な自己表現を求めるお客様を惹きつけています。ロールス・ロイスは、この革新的な自動車を明確に進化させたブラック・バッジ・カリナン・シリーズ IIを発表します。



ブラック・バッジ・カリナン・シリーズ II:エクステリア
ブラック・バッジ・カリナン・シリーズ IIは、インパクトのあるフロントエンド仕上げによって、その存在感を示します。これまでと大きく異なる要素は、低く設計されたエア・インテークです。これらの幾何学的なパーツには広めのヴェインを取り入れ、本モデルのダイナミックなキャラクターをより強調しています。その上には、ブランドの象徴であるパンテオン・グリルがあり、カリナンとブラック・バッジ・カリナンのシリーズ IIで初めてライトアップされました。ブラック・バッジのグリルはシリーズの特徴であるブラック仕上げが施されていますが、シルバーの「ホライゾン・ライン」が縦型のデイタイム・ランニング・ライトを縁取りながら、広がりと立体感を与えます。車両全体がダークトーンで統一された、オールブラック仕上げもご用意しています。

スピリット・オブ・エクスタシーを含む、ボディのエクステリアのディテールとブライトワークもすべてブラックで仕上げられており、ブラック・バッジ史上初めて、ウィンドウの周囲とドア・スピアからドア・ハンドルまで幅広く統一されています。各ピースは、ロールス・ロイスの職人によって手作業で仕上げられています。まず、ハンドル全体に軽い研磨剤を送付して耐用性のある下地を作り、その上にブラック塗料を4回塗り重ねます。硬化後、これらのピースはブラック・バッジ・カリナン・シリーズ IIのハイグロスのコーチワークにマッチするよう、丁寧に磨き上げられます。

リア・テールゲートやバンパーのアクセント、エグゾーストなど、その他のダークな要素は、ミラーブラック効果を引き出すために特別なクロム電解液で処理されています。この手法を従来のクロムメッキの処理工程に導入し、ステンレススチールの基板に共蒸着させることでダークな仕上げを実現しました。最終的な厚みはわずか1マイクロメートルで、これは人間の毛髪の100分の1ほどにあたります。これらのパーツは、それぞれ手作業で精密に研磨された後、鏡面クロム仕上げが施され、車体に装着されます。

ブラック・バッジ・カリナン・シリーズ IIでは、エクステリア・カラーをボディ下面の全域、また繊細に改良が加えられた下方のシル、バランサー、下部のフロント・バンパーにまで塗装することが可能です。これはブラック・バッジ・カリナン・シリーズ IIだけの特別な仕様で、視覚的に車高が下がることにより、モノリシックなそのフォルムが一段と引き立ち、よりダイナミックな印象が生まれます。

エクステリアを完成させるのは、ブラック・バッジでは初めて採用される23インチのホイールです。遠くから見ると、グロス・ブラックとシルバーで仕上げられた5スポークで構成されているように見えるデザインは、実際には10スポークが織り交ぜられています。この視覚効果は、相反するサーフェイスの研磨、塗装、くぼみの作成など、入念な調整による相互作用によって生み出されています。このデザインによって、ブラック・バッジのディスク・ブレーキ・キャリパーをはっきりと確認することができます。シグネチャー・カラーのレッドに加え、ブラック、トゥルケーゼ、マンダリン、フォージ・イエローの仕上げもお選びいただけます。



ブラック・バッジ・カリナン・シリーズ II:革新的なインテリア
ロールス・ロイスのブラック・バッジ・モデルの持ち味は、高度な技術を駆使した先進的な素材にあります。ブラック・バッジ・カリナン・シリーズ IIにも、このテーマは受け継がれています。高い評価を得る従来のブラック・バッジ・カリナンのテクニカル・カーボン仕上げは、シリーズ IIにおいても採用されています。織り目模様が強調されたカーボン・ファイバーの仕上げは、立体的な効果を生み出す幾何学的な形状の正確な反復パターンを作り出すために開発されました。テクニカル・カーボンの各シートは、ラッカーを6度塗りした後に72時間かけて硬化され、23枚すべてに手作業で鏡面仕上げが施されています。この工程には21日間を要します。

個別のリア・シートをご希望の場合は、インフィニティ・シンボルとして知られるブラック・バッジのモチーフを、リア・リクライニング・シートの区切りとなる、カリナン・シリーズ IIシャンパン・クーラーを格納したテクニカル・カーボンの「ウォーターフォール」セクションに組み込むことができます。この繊細なアルミニウム製のピースは、6層の微妙な色調のラッカーを重ねた3層目と4層目の間に配され、テクニカル・カーボンの上にシンボルが浮かび上がるような錯覚を生み出します。ラウンジ・シートの場合は、インフィニティ・シンボルは刺繍で描かれます。

シートには、ヘンリー・ロイス卿がかつて冬季を過ごしたヴォラ・ミモザに隣接する、コート・ダジュールの「地中海庭園(Le Jardin des Mediterranees)」にある広大な竹林から着想を得た、竹から作られた新しいレーヨン生地、デュアリティ・ツイルをオーダーすることがきます。ツイルのテキスタイルには、アーティスティックな「Duality」のグラフィックが刺繍されています。このデザインは、ブランドの創業者のイニシャルであるRの二重文字の抽象的な解釈したもので、セーリング・ヨットのロープが織り成すラインを想起させる、船舶の要素を反映しており、フレンチ・リヴィエラへのさりげないオマージュが込められています。

インテリア全体に広がるデュアリティ・ツイルのテキスタイルには、最大220万のステッチと11マイルの糸を使った複雑な刺繍が施されています。この極上の素材に大胆なビスポーク・カラーを施すとさらに印象が深まり、ブラック・バッジの卓越した新しい仕上げを一層引き立てます。

このカリナンの大胆な表現には、プレースド・パーフォレーション・シートも取り入れることができます。シート・レザーには、0.8ミリメートルと1.2ミリメートルのパーフォレーションが最大10万7千個施されており、黄昏時にグッドウッドにあるホーム・オブ・ロールス・ロイスの上空に浮かぶ雲の形や影から着想を得た、抽象的なパターンが描れています。

ブラック・バッジのダークな雰囲気は、インテリアのメタル素材にも表現されています。ダッシュボードとリア・キャビンの吹き出し口周辺は、物理蒸着法を用いて黒く着色されています。これは、経年や繰り返しの使用による金属の変色や変質を抑える着色法です。

ブラック・バッジ・モデルの革新的なデザイン原理は、カリナン・シリーズ IIの比類のないクロック・キャビネットにも適用されています。このはめ込み式ケースには、アナログ式のタイムピースとライトで浮かび上がるスピリット・オブ・エクスタシー像が配されています。ステンレススチールのスピリット・オブ・エクスタシーはブラックに仕上げられ、ブラック・バッジ・カリナン・シリーズ IIのボンネットに佇む姿を想起させます。クロック・キャビネットの隣には、カリナンの新しいイルミネーテッド・フェイシアが配置され、新しい縦長のシティスケープ・パターンを背景に、優美な光を放つインフィニティ・シンボルが表示されます。

またブラック・バッジ・カリナン・シリーズ IIでは、デジタルのビスポークもお愉しみいただけます。インストルメント・ダイヤルには、ビビッド・グレロー、ネオン・ナイツ、シアン・ファイア、ウルトラバイオレット、そして万華鏡のようなシンセ・ウェーブの5種類の近未来的なカラーをご用意しています。



ブラック・バッジ・カリナン・シリーズ II:実証されたエンジニアリング
ブラック・バッジ・カリナンの初代モデルでは、お客様から自動車の美的な仕上げにとどまらないブラック・バッジならではの体験が要望されました。2019年の発売以降の5年間で、ロールス・ロイスのエンジニアは、ボディ・ロールを軽減するための大容量のエア・スプリングや、省電力機能の強化などの変更を加えました。これらは、この大胆な自動車の魅力を高める欠かせない要素となっています。そのため、ブラック・バッジのカリナン・シリーズ IIでは、総出力600PS、最大トルク900Nmを発生するツインターボの6.75リッターV型12気筒エンジンなどが継承されています。

増加した出力を十分に発揮させるために、トランスミッションとスロットルは即応性の高い加速ができるように調整されています。ゼット・エフ社製8速ギアボックスとフロントおよびリア・ステアリングのアクスルが連動し、エフォートレスな「マジック・カーペット・ライド」を損なうことなく、スロットルとステアリングの操作に応じ、ドライバーへのフィードバックのレベルを調整します。

ギア・セレクション・ストークの「Low」ボタンを押すと、さらにブラック・バッジのテクノロジーのロックが解除されます。作動すると、ドライバーはビスポーク・ブラック・バッジ・エキゾースト・システムの音色と音量の変化を体感し、目盛り700rpm超えた、1700rpmから発生する900Nmのトルクリザーブが余すところなく発揮されることが分かります。Lowモードでは、スロットルを90%まで踏み込むと、ギアシフトの速度が50%増加します。ブラック・バッジ・カリナン・シリーズ IIを存分にお愉しみいただくために、ブレーキ・ペダルの遊びを少なくし、ドライバーの動きに即時に反応できるようにしました。



ビスポークによる大胆な自己表現
前作と同様に、ブラック・バッジ・カリナン・シリーズ IIは、スーパー・ラグジュアリー分野における独特のアプローチと美的コードを定義しています。ロールス・ロイスは、こうしたブランドの表現をそれぞれの思いや解釈で大切にされるお客様にご愛顧いただいており、ブラック・バッジ・カリナン・シリーズ IIは、こうしたお客様一人一人のご要望とラグジュアリーに対する大胆な審美眼に継続的に寄り添うことへのコミットメントを示すものです。

以上


ロールス・ロイス・モーター・カーズ
真のラグジュアリー自動車のメーカーであり、世界で最も高い評価と敬愛を受ける、手作業による魅力的なビスポーク製品を世界中のお客様のために製造。英国ウエスト・サセックス州グッドウッドにあるホーム・オブ・ロールス・ロイスには、2,500名以上の従業員が勤務しています。ホーム・オブ・ロールス・ロイスには、グローバル本社のほか、センター・オブ・ラグジュアリー・マニュファクチャリング・エクセレンスが設置され、世界で唯一、ロールス・ロイスの自動車のデザイン、開発、手作業による緻密な製作が行われています。施設、製品および人材への継続的な投資により、世界販売台数の記録更新が続いており、2023年には史上最高となる6,000台超を記録しました。

*ロールス・ロイス・モーター・カーズはBMWグループの完全子会社であり、航空機用エンジンや推進システムを製造するROLLS-ROYCE PLC(ロールス・ロイス・ピーエルシー)とは完全に別会社で、関連はありません。

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