「未利用バイオマスデータシート vol.2 -発酵素材メタボローム網羅的解析 1,100成分-」販売開始のお知らせ

ご購入検討の皆さまに、一部データの無償提供あり

独自の発酵技術で未利用資源を再生・循環させる社会の構築を目指すバイオものづくりスタートアップの株式会社ファーメンステーション（本社：東京都墨田区、代表取締役：酒井 里奈、以下、ファーメンステーション）は、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社（本社：山形県鶴岡市、代表取締役：橋爪 克仁、以下、HMT）と共同で、未利用バイオマスを原料に発酵したアップサイクル素材に含まれる代謝産物について、メタボローム網羅的解析データの販売を開始します。本製品に掲載される機能性成分を含む1,100種類の代謝産物の網羅的解析データにより、発酵アップサイクル素材開発を支援します。



■ 課題背景
食品廃棄物は、食品の1/4の量に相当し(※)、地球温暖化ガスの発生要因の約10％を占めると試算されています(※)。食品廃棄物の半分以上は事業系廃棄物として排出され、食品工場の製造過程で発生する食品残渣や規格外製品が含まれます。これらの多くは肥料や堆肥として再利用される一方で、焼却・埋め立てされるものもあり、高付加価値な素材への転換、つまりバイオものづくりの原料としても注目されています。
※世界自然保護基金報告書 ”Driven to Waste” (2021年)

その一例として、近年では発酵アップサイクル素材に含まれる機能性成分が注目を集めています。その網羅的な成分組成データは重要な知見を提供し、発酵に用いる食品残渣と微生物の種類の違いによって成分組成が特徴づけられます。これにより、健康や機能性に関わる多様な成分プロファイルが示されます。
■　未利用バイオマスデータシート vol.2 の詳細
この度、ファーメンステーションとHMTの共同の取組みとして、ファーメンステーションが独自技術により調整した発酵アップサイクル素材について、代謝産物の網羅的解析をHMTが行ったメタボローム網羅的解析データ（未利用バイオマスデータシート vol.2 -発酵素材メタボローム網羅的解析 1,100成分-）を販売します。本データシートは、自社から排出される未利用バイオマスの有効活用をご検討の新規事業部や経営企画の皆さま、未利用バイオマスの発酵物中に含まれる機能性成分を探索されたい研究者の皆さま、または異業種からアップサイクル事業に参入をご検討の皆さまにも、お役立ていただく事ができます。

解析した発酵アップサイクル素材は、10種類の食品残渣を対象に、酵母、乳酸菌、麹菌、ならびにコントロール2種からなる合計10種類の処理群を設け、それらを掛け合わせた100検体から構成されています。これらの検体について、1,100種類の水溶性およびイオン性代謝物質を測定しました。測定対象には、糖リン酸、アミノ酸、核酸、有機酸、ビタミン、短/中鎖脂肪酸、ジペプチドなどの主要代謝物質が含まれており、約50種類の機能性成分も網羅しています。

未利用バイオマスデータシート vol.2は、以下の7種類のデータセットとしてご提供します。１.菌種の違いによる代謝産物の比較を目的とされる場合（4製品）、または、２.食品残渣の違いによる代謝産物の比較を目的とされる場合（3製品）で、目的に応じてリーズナブルな価格でお求めいただけます。



■　価格
<製品価格＞
- 金額（税抜）A-1、A-2セット：各75万円　　　　　　A-3、A-4セット：各50万円　　　　　　B-1、B-2、B-3セット：各150万円
- 発売日　　　2024年9月25日（8月30日より事前受付開始）
- 納期　　　　発注から約3営業日（9月中ご納品可能）
形式　　　　Excelファイル、PDFファイル
- 備考　　　　Sinlge-Userを対象としており、1事業所もしくは1事業部門内でのみ使用可


<特別価格＞
- 販売開始キャンペーンとして、販売開始から先着10名様に限り、定価の10％割引でご提供します。
- 販売開始キャンペーン終了後については、「未利用バイオマスデータシート vol.1 -未利用資源糖化分析 100種-」とセットでご購入頂く場合、「未利用バイオマスデータシート vol.1 -未利用資源糖化分析 100種-」を定価の50%値引きでご提供します。

未利用バイオマスデータシート vol.1 -未利用資源糖化分析 100種-」について
2023年10月3日付リリース：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000051332.html
※「未利用バイオマスデータシート2023」から製品名称を変更しました。

<無償提供>
製品のご購入をご検討で、御見積をご依頼頂きましたお客様には、ご希望に応じて一部のデータを無償でご提供させて頂きます。100検体のヒートマップ解析の一部、ならびに、基本的な代謝産物110成分に関する微生物発酵前のメタボロームデータをご提供予定です。製品ご購入検討にご活用下さい。



このニュースに関するお問い合わせ、製品のご購入は、下記までお願いいたします。
株式会社ファーメンステーション　
事業開発　隠岐 E-mail：[e-mail]

【ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズについて】
HMTは2003年に設立された企業で、革新的メタボローム解析技術「CE-MS法」を用いたメタボローム解析を行い、医学、機能性食品の開発、醗酵プロセスの最適化などの分野で、皆さまの研究開発を支援する企業です。

会社名：ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社
代表者：代表取締役　橋爪　克仁
所在地：山形県鶴岡市覚岸寺水上246番地2
証券コード：6090 (東証グロース)
設立：2003年7月1日
事業内容：先端研究開発支援事業（メタボローム解析試験の受託など）
ヘルスケア・ソリューション事業（機能性素材開発支援など）
自社サイト：https://humanmetabolome.com/


【ファーメンステーションについて】
ファーメンステーションは「Fermenting a Renewable Society（発酵で楽しい社会を！）」をパーパスに、未利用資源を再生・循環させる社会の構築を目指すバイオものづくりスタートアップです。独自の未利用バイオマス・微生物データベースと発酵アップサイクル技術を活用し、フードロス／ウェイストおよびその他未利用バイオマス由来のバイオ素材を開発・製造しています。発酵アップサイクル技術の基盤と開発するアップサイクル原料をもとに複数の事業を展開しており、化粧品等の原料製造・販売を行う「原料事業」、パートナー企業と共創し食品・飲料工場の製造過程等で出る副産物・食品残さ等をアップサイクルしたバイオ素材等を開発する「共創事業」、アップサイクル原料を活用し原料提案から製品開発まで一貫して引き受けられる化粧品・ライフスタイル製品等の「OEM/ODM事業」、オーガニック化粧品を展開する「自社ブランド事業」を行っております。昨今の食品・飲料市場における脱炭素・脱石油ニーズ、クリーンラベルニーズ、プラントベースドフード等の新領域での技術課題解決ニーズ等に対応する独自のソリューションを提供することで、未利用バイオマスを由来としたバイオものづくりの領域の拡張に注力しています。
岩手県奥州市に自社工場を持つことで、開発から製造まで一気通貫で対応可能であり、製造過程で生じる発酵副産物を最大限化粧品原料や地域の鶏や牛の飼料として利用することで、可能な限り廃棄物を少なくする循環型モデルを構築し、地域循環型社会の形成にも取り組んでおります。
また、地域社会、環境、カスタマー、従業員に対して多面的・包括的な利益を生む事業活動を実践する企業を認証する国際的な制度「B Corp 認証」を取得しており、経済産業省から「J-Startup」「J-Startup Impact」に選定されています。

会社名：株式会社ファーメンステーション
代表者：代表取締役　酒井里奈
所在地：東京都墨田区東駒形2丁目20-2
設立：2009年7月7日
事業内容：発酵アップサイクル技術を活用した未利用バイオマス（フードロス等）由来のバイオ素材の研究開発および製造販売、独自技術・ノウハウを活用した事業共創・共同研究開発、アップサイクル原料を活用した化粧品・雑貨OEM/ODM、自社オーガニックブランド事業

自社サイト ：　https://fermenstation.co.jp/
オンラインショップ ：　http://www.fermenstation.jp/
原料事業紹介　　　 ：　https://fermenstation.co.jp/material/
共創事業紹介　　 　：　https://fermenstation.co.jp/collabo/
OEM/ODM 事業紹介　 ：　https://fermenstation.co.jp/oem/
技術紹介　　　　　 ：　https://fermenstation.co.jp/technology/

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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000102.000051332.html