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DTSがテレビの声を聞き取りやすくさせる「Clear Dialogue」を発表

(2024/9/5)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:dts Japan 株式会社

DTSがテレビの声を聞き取りやすくさせる「Clear Dialogue」を発表

「AIベースの音声処理技術を活用した、テレビメーカー向けオンデバイスソリューション」「テレビ音声の台詞や会話を識別、分離し強調することでユーザー体験を向上」




カリフォルニア州サンノゼ、2024年9月4日 -
次世代オーディオ技術のグローバルリーダーであり、Xperi Inc.(NYSE: XPER)の完全子会社であるDTS, Inc.は、最新のAIベースの音声処理技術を駆使し、テレビ音声の明瞭度を向上させ、より魅力的で個人の好みにあったオーディオ体験をユーザーに提供できるソリューション“ DTS Clear Dialogue” を発表しました。

DTS Clear Dialogueは、テレビ視聴における音声への最大の不満の一つとされている「テレビを視聴する際に会話が聞き取りづらい」という問題に取り組みます。視聴者が音声を聞き取りづらい理由には、再生デバイスによる制約、視聴コンテンツごとの音声の特性にばらつきがあること、視聴環境を取り巻く周囲の騒音、そして視聴者自身それぞれの聴力の差など、多岐にわたります。
DTS Clear Dialogueは、視聴者自らの好みに合わせた音にカスタマイズすることで、会話の理解度を大幅に向上させることができます。

「音質は、テレビやビデオを視聴する上で非常に重要な要素です」と、
IDCのシニアリサーチディレクター、グレッグ・アイルランドは述べています。
「IDCの消費者調査によると、視聴者の大多数がテレビを視聴する際、音質を非常に重視しています。さらに音質へのこだわりは若年層から年配まで世代を超えており、音質を改善できるこのソリューションは、あらゆる世代の方がテレビを視聴する上で重要な役割を果たします。」
直近でXperiが米国成人1,200人を対象に実施した調査によると、全体の84%が、テレビ番組や映画の音声が聞き取りにくいと感じた経験があると回答しています。
さらに調査回答者の3分の2以上(77%)が字幕を使用しており、そのうち3分の1(30%)は常に、もしくは頻繁に字幕を表示させていると回答しています。

「視聴者が会話を聞き取れないと、テレビを視聴する楽しさが損なわれます。字幕を表示するのはあくまで応急処置であって、本質的な解決策ではありません」と、Xperiのチーフプロダクト&サービスオフィサーであるギア・スカーデンは述べています。「これまでオーディオのポストプロセスをどんなに改善しても、言語、コンテンツ、環境に起因する複雑な問題を解決することはできず、視聴者一人ひとりのニーズに応えることもできませんでした。当社の、SoC上で処理を行うAIベースの音声処理技術は、テレビメーカー様が自分好みの音にカスタマイズできる機能をお客様に提供することが可能になります。」

DTS Clear Dialogueは、革新的なAI音声処理技術とマシンラーニングの技術を活用して、音声を識別、分離、強調し、視聴者がより聞き取りやすくなるようにします。Clear Dialogueは、言語を問わず、映画やテレビ番組、スポーツ、ライブイベントなど、あらゆるコンテンツに対応しています。
Xperiの調査によると、米国の消費者の79%が「DTS Clear Dialogue」を搭載したスマートテレビに興味を持つと回答しています。特に、俳優の発音が明瞭でない場合(40%)、音楽や効果音が大きすぎる場合(38%)、他の人に迷惑をかけないように全体の音量を下げたい場合(35%)、視聴環境が騒がしい場合(34%)などに役立つと考えられています。

DTS Clear Dialogueの特長
●テレビコンテンツにおけるオーディオの構成要素(台詞・音楽・効果音など)を識別し、分離します。
● 聴覚障害やリスニング環境、さまざまな条件よって変わる音の好みに対応するため、ユーザーが台詞の有無に応じて好みの設定を作成できるようにします。

「この新しいAIによるカスタマイズ機能は、リスナーのニーズに対応し、聴覚障害、デバイスによる制約、視聴環境などに応じて補正できる初めてのソリューションです。」スカーデンは続けます。「テレビのコンテンツをより深く理解し、楽しめるようにすることは、視聴者から広告主、ストリーミングサービス、映画やテレビの制作会社、テレビメーカーまで、すべての人々に利益をもたらします。」
IFA(2024年9月6日~10日)ホール22-306のXperiブースで、DTS Clear Dialogueの詳細とデモをご覧いただけます。





DTSについて
1993 年設立以来、DTS は世界中の音をより良くしようと力を注いできました。 DTS は、モバイル デバイス、ホーム シアター システム、映画などの最先端のオーディオ ソリューションを通じて、どんな場所でもより高品質かつ、イマーシブで魅力的なオーディオ体験をリスナーにご提供します。 現在DTS は、イメージングおよびセンシング技術にも力を入れています。 詳細については、www.dts.com をご覧ください。







Xperi Inc. について
Xperiは、かつてない体験を可能にする技術を発明・開発し、提供しています。Xperiの技術は、自社ブランドやパートナーシップ(DTS(R)、HD Radio(TM)、IMAX Enhanced、TiVo(R))、スタートアップ企業のPerceiveを通じて提供され、これまで世界中の何十億というコンシューマー機器やメディアプラットフォームに搭載されて、スマートデバイスやコネクテッドカー、エンターテイメントを力強く支えています。Xperiは、パートナーや顧客、消費者に、より大きな価値をもたらすよう、関心の高い消費者に届く一貫したエコシステムを構築しています。



(C)2024 Xperi Inc. All Rights Reserved. Xperi, TiVo, DTS, HD Radio, DTS Play-Fi, Perceive and their respective logos are trademark(s) or registered trademark(s) of Xperi Inc. or its subsidiaries in the United States and other countries. IMAX is a registered trademark of IMAX Corporation. All other trademarks and content are the property of their respective owners.

SOURCE: Xperi Inc.
XPER- P

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