ワイドバンドデータレコーダー『WX-9000シリーズ』を発売

スタンドアローン、高帯域、多チャンネルでの計測が可能なデータレコーダー


『WX-9016』　(16チャンネル入出力モデル)

TEAC（ティアック）は、スタンドアローン、高帯域、多チャンネルのデータ収録装置、ワイドバンドデータレコーダー『WX-9000シリーズ』を、2025年1月より販売します。
ワイドバンドデータレコーダーWX-9000シリーズ

*価格はチャンネル構成により異なります。

『WX-9000シリーズ』は、データ記録の確実性、信頼性が強く求められる、主に航空宇宙、鉄道、電力、防衛などの基幹産業における高帯域、多チャンネル計測でご利用いただくことを目的とした製品です。
従来製品の『WX-7000シリーズ』と比べ、機能・性能など基本仕様を大幅に改善したことに加え、ランニングコストの低減やユーザービリティの向上を実現しています。

拡張イメージ

主な特長と従来品からの改善点
高サンプリングの実現。256kHzサンプリング／100kHz帯域に対応。
入手性が良く安価な2.5インチSATA-SSDを採用。メディア容量は従来比べ2倍の最大4TBに対応し、ランニングコストを低減。さらに耐振動性を確保。
記録レートを大幅に向上。
SSD／PCスループット記録は約32MB/s、256ｋHz／16bit／64chの記録が可能
オプションカートリッジによるSDカード記録は約6.4MB/s、51.2ｋHz／16bit／64chの記録が可能
従来品を上回る137dB（FFTベース）のワイドダイナミックレンジを実現。
2チャンネル毎のチャンネル間絶縁に対応。
1ユニット最大128chまで、16ch毎のチャンネル増設が可能。
メインユニット、アンプユニット間の接続ケーブルを無くし、背面コネクタの脱着等の利便性を向上。
従来のジョグダイヤルに加え、タッチパネル液晶採用により、素早く直感的な操作が可能。
分散配置に対応し、メインユニットとアンプユニットを最大50m離して配置が可能。
センサのケーブル引き回し等の利便性を向上。
無線LAN対応。無線LANで本体の設定、制御やモニタリングが可能。
GPS入力を標準実装。
電源投入後のSTOP/REC STANDBY/REC設定が可能。電源復旧後の記録再開が実現。
従来品に比べ、約20%の本体軽量化を実現。
データ取り逃し防止機能を付加し、不意な電源断でも直近までのデータを確実に記録。
PC制御用ソフトウエアは従来製品を踏襲したWX9K Naviを標準で提供。
データフォーマットは従来通り TAFFmat形式を採用。
その他仕様は『WX-7000シリーズ』を踏襲。
※仕様および外観は改善のため予告なく変更することがあります。
主な販売先
- 防衛関連事業者
- 鉄道関連事業者
- 電力関連事業者
- 航空宇宙関連事業者
- レンタル事業者

販売予定台数
- 年間120台

詳しくは、ティアック データレコーダー製品サイトをご覧ください。
WX-9000ページ https://datarecorder.jp/wx-9000/

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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000495.000021574.html