東京都の「とちょう電力プラン」供給事業者として、都内各ご家庭（低圧）からの卒FIT電力の買い取り受付を本日から開始

5年連続供給事業者に選定、都の卒FIT買い取り上限量の大幅増に対応


「とちょう電力プラン」のイメージ図

出光興産株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：木藤俊一、以下「当社」）は、東京都が実施する「とちょう電力プラン」の供給事業者に決定されました。これに伴い、都内の各ご家庭からの卒FIT電力※1買い取りの受付を本日開始します。当社グループの供給事業者としての決定は、2020年度から5年連続となります※2。

「とちょう電力プラン」は、都内の各ご家庭で発電された卒FIT電力を含む再生可能エネルギー100%の電力を買い取り、都有施設の一部で活用する取り組みです。
都は今年度、都内卒FITの買い取り上限量を昨年度の10,000kW（約3,000件）から17,000kW（約5,000件）に大幅にアップしており、当社はこれに対応し、より多くのご家庭からの買い取りを計画します。買い取り概要は、以下の通りです。

買取対象者：東京都内（離島を除く）の住宅用太陽光発電設備（低圧）所有者
買取対象期間：2024年12月1日から2025年12月（検針日前日）まで
買取価格：11円/kWh・税込（東京都による上乗せ価格（＋1.5円/kWh）含む）
買取受付方法：下記専用ウェブページにて本日から受付を開始
https://power.idemitsu.com/igp/kaitori/tocho/

当社は、「とちょう電力プラン」の供給事業者として、都内の卒FIT電力を対象に、東京都による上乗せ価格（＋1.5円/kWh）を加算して電力を買い取ります。買い取った卒FIT電力は実質再生可能エネルギー100%※3の電力の一部として供給します。なお、本取り組みでは、都有施設に設置された太陽光発電設備にて発電された電気も活用し、都有施設の一部に供給します。

東京都は、2050年にCO2排出実質ゼロに貢献する「ゼロエミッション東京」の実現に向け、東京都が所有する施設で使用する電力の再生可能エネルギー100％化へ取り組むことを掲げています。当社は本取り組みを通じ、「ゼロエミッション東京」の実現に貢献します。また、当社グループの家庭用電力販売の知見や、太陽光・バイオマス・地熱・風力といった多種多様な再生可能エネルギー電源を保有する強みを生かし、東京都における再生可能エネルギーの普及を目指します。

※1　国による固定価格での買い取り期間（住宅用太陽光発電の場合10年間）が終了したFIT電力（2019年11月以降、順次買取期間終了）。
※2　2020年度～2023年度は当社の完全子会社である出光グリーンパワー株式会社が供給事業者に決定。当社は2024 年4月1日を効力発生日として、同社を吸収合併。
※3　再生可能エネルギー（FIT電気含む）およびその他の電気に非化石証書（再エネ指定）を組み合わせた電力と、卒FIT電力により、実質的にCO2フリーの再生可能エネルギー100%の電力とするもの

■「とちょう電力プラン」における都内卒FIT買い取りの概要


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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000525.000023740.html