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(2018/1/23)
カテゴリ:キャンペーン
リリース発行企業:公益財団法人ジョイセフ
命を運ぶオート三輪車を医師のいない地域へ届ける
女性と妊産婦を支援する国際協力NGOジョイセフ(東京都新宿区)は、クラウドファンディングで、ガーナのコウ・イースト郡の村から保健施設へ妊婦を緊急搬送する「オート三輪車」を購入する資金を集めます。
ガーナ共和国の山間地域に位置するコウ・イースト郡は、起伏が激しく道路整備も遅れているため、貧しくて交通費を出せない女性は、妊婦健診を受けなかったり、不衛生な自宅で出産。最悪の場合死に至ります。オート三輪車があれば、より多くの妊婦が緊急産科ケアを受けられるようになり、命を守ることができます。
夜道で出産したジャネットさん(35歳)の話
ジャネットさんは3人の子どもの母親です。彼女が住むオロボンという地域には医師や助産師がいないため、出産するには20キロ離れた別の地域にある保健施設まで行かなければなりません。
1カ月前、一番下の子を出産する際、陣痛が始まったのは夜中でした。なかなか車やタクシーなどを見つけられず、何とか乗り合いタクシーをつかまえたものの間に合わず、施設に向かう夜道で出産しました。
幸い、ジャネットさんも赤ちゃんも無事でしたが、道中での出産で、命を落とすケースもあります。ジャネットさんは、「妊婦を搬送する交通手段があればいいのに」と話していました。
クラウドファンディングの概要
■期間:2018年1月22日(月)~3月15日(木)
■目的:オート三輪車2台の購入
■目標金額:1,850,000円
■参加するクラウドファンディング:Readyfor
■ガーナの妊産婦を救うクラウドファンディングの詳細はこちら
https://readyfor.jp/projects/ghana
国際協力NGOジョイセフとは
世界では、1日におよそ830人の女性が妊娠や出産が原因で命を落としています。ジョイセフは、世界の妊産婦と女性の命と健康を守るために活動している日本生まれの国際協力NGOです。2017年に、第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しました。
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