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(2018/2/9)
カテゴリ:調査レポート
リリース発行企業:保険クリニック
自治体によって認可保育園等の入所承諾通知が届く時期になってきました。子どもの預け先が決まれば、4月からの入所と復職に向けての準備が始まり、職場では仕事のスケジュール管理、家庭では家事や育児の分担など、大忙しな新生活が待っています。
『保険クリニック』は、子どもを保育園等に預けながら共働きで働いている20歳から45歳の男女500名を対象に、家事や育児の夫婦分担についてアンケート調査を実施しました。
■調査結果抜粋
・育休の前後で、勤務形態が変わった男性は16.0%、女性は56.8%でした。(Q1)
・両親が働いている間、子どもを「保育園・保育所」に預けているという人が66.6%を占めました。(Q2)
・子どもの急な発熱などの緊急時には、79.0%が母親が会社を休んで対応していると回答しました。(Q3)
・両親の家事や育児の分担割合を聞くと、23.6%にあたる118名が「子どもの遊び相手」を半分ずつ担当していると回答しました。その他の項目では父親が「0%」に回答が集中し、父親が0%という回答が最も多かった項目は「保活」で44.2%にあたる221名でした。(Q4)
・父親のうち56.8%が、家事・育児に十分に参加できていると「とても思う」「やや思う」と回答しました。(Q5)
・父親が思う、自分の家事・育児への協力度は平均43.6%で、最も多かったのは50%でした。(Q6)
・母親が思う、父親の育児への協力度は平均39.9%で、最も多かったのは30%でした。(Q7)
・母親が、父親にやってほしいと思っている家事・育児は、「子どもの遊び相手」「子どものお風呂」「預け先への送り」が上位に挙がりました。(Q8)
■調査方法
サンプル数 : 500人(男性250人、女性250人)
年 齢 : 20歳~45歳
対 象 : 夫婦共働きで、未就学児がいる男女
調査方法 : Webアンケート
調査期間 : 2017年12月8日~12月11日
※本リリースの分析は、弊社で行ったアンケート結果に基づいたものです。
※本リリースの調査結果や分析をご利用いただく際は、『保険クリニック調べ』と明記ください。
■調査結果詳細
Q1.育休の前後で自分の勤務形態が変わりましたか。(複数回答)
女性の半数以上は勤務形態に変化!
育休の前後で、勤務形態が変わったかどうかを聞いてみました。
男性で勤務形態が変わったのは16.0%でしたが、女性の56.8%は勤務形態が変わっていました。
その中でも、「時短になった」が84名で、女性全体の33.6%を占めました。
Q2.子どもの預け先を教えてください。(複数回答)
幼稚園 151名 (30.2%)
保育園・保育所 333名 (66.6%)
ベビーシッター・ファミリーサポートセンター 18名 (3.6%)
親族 38名 (7.6%)
その他 4名 (0.8%)
過半数が保育園に預けている!
両親が働いている間、子どもをどこに預けているかを聞くと、最も多かったのが「保育園・保育所」で66.6%を占めました。
祖父母などの親族に預けている人も38名(7.6%)いました。
Q3.子どもの急な発熱など、緊急時はどのように対応していますか。(複数回答)
79.0%は母親が対応!
子どもが急に熱を出した時など、緊急時の対応は79.0%の世帯が母親が会社を休むことによって対応していました。「次いで祖父母に頼む」が171名(34.2%)、「父親が会社を休む」が116名(23.2%)でした。祖父母やその他の親族、病児保育の利用など、両親以外による対応はのべ226名でした。
Q4.どんな家事・育児をどのくらいの割合で分担していますか(していましたか)。
父親が受け持つ割合を教えてください。
最も分担されている「子どもの遊び相手」も、父親:母親=50:50
家事・育児をどのぐらいの割合で分担しているか、家事・育児の項目別に聞いてみました。
「子どもの遊び相手」は父親が50%、「子どもの食事・授乳」「子どものお風呂」は父親が10%担当していると回答した世帯が最も多く、
その他の項目では、父親が0%に回答が集中しました。父親が0%という回答が最も多かった項目は「保活」でした。
また、父親が100%担当していると回答した世帯が最も多かった項目は、「預け先への送り」で52名でした。
Q5.【父親】自分は、家事・育児へ十分に参加できていると思いますか。
とても思う 45名 (18.0%)
やや思う 97名 (38.8%)
あまり思わない 99名 (39.6%)
全く思わない 9名 (3.6%)
仕事が忙しく平日は母親任せ、土日に家事や子どもの遊び相手
父親を対象に、家事・育児に十分に参加できていると思うかを聞いてみました。「とても思う」「やや思う」が56.8%を占めました。
父親は平日は仕事で忙しく、時短勤務やパート等で時間の融通が利く母親に負担がかかっているという回答が多く挙がりました。
Q6.【父親】自分の家事・育児への協力度を%で表すと何%ですか。
協力度の自己評価は43.6%
父親を対象に、家事・育児への協力度はどれくらいか聞いてみました。平均は43.6%で、最も多かった回答は「50%」で、「30%」「20%」と続きました。
Q7.【母親】父親の育児への協力度を%で表すと何%ですか。
自己評価よりマイナス3.7%
母親を対象に、父親の育児への協力度はどれくらいか聞いてみました。平均は39.9%で、父親の自己評価との差は3.7%でした。最も多かった回答は「30%」で、「50%」「40%」と続きました。
Q8.【母親】父親にやってほしい家事・育児は何ですか。(複数回答)
やってほしいのは「遊び相手」「お風呂」「送り」!
母親を対象に、父親にやってほしい家事・育児は何かを聞いてみました。
最も多かったのが「子どもの遊び相手」で62.4%にあたる156名が回答しました。
母親がやってほしいと思っている項目の上位は、Q4で父親の担当割合が高い傾向にありました。
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