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(2018/7/20)
カテゴリ:調査レポート
リリース発行企業:Turkish Airlines
乗客は充電スペースを希望する一方、フライト中の通話に関しては賛否分かれる
トルコのフラッグキャリアであるターキッシュ エアラインズ(Turkish Airlines 本拠地:トルコ・イスタンブール代表取締役:ビラル・エクシ)は、市場調査会社ニールセンが世界主要10市場における乗客の最新トレンドに関する調査結果を分析し、業界のトレンドについて発表しました。
ターキッシュ エアラインズは、毎年、飛行前、飛行中および到着後の旅客動向について調査を行っています。この最新のターキッシュ エアラインズ航空トレンド調査にあたり、ニールセンはこの2年以内に航空会社を利用した18歳以上の回答者、計8,150名を対象にウェブ上でアンケート調査を実施しました。中国、フランス、ドイツ、インド、日本、南アフリカ、スウェーデン、アラブ首長国連邦(UAE)、イギリス、アメリカに在住する対象者が2018年2月16日から26日の期間中に回答した結果となっています。
本調査結果によれば、乗客は、技術的に可能なサービスであっても必ずしもそれを求めていないということがわかりました。例えば、イギリス、アメリカ、日本、フランス、スウェーデン、ドイツの乗客の大半は、飛行中の携帯電話の使用を航空各社が許可することに反対しています。そのうち、航空会社による機内での携帯電話の通話許可に賛成する回答者の割合は、最も低いドイツの36%に対し、イギリスでは最も高く48%となりました。反対する理由として、迷惑またはうるさいと感じる可能性があること(アメリカ:89%、日本:93%)、ずっと通話可能である必要はない(ドイツ:69%)などの点が指摘されています。一方、インド(73%)や中国(70%)、アラブ首長国連邦(UAE)(63%)では携帯電話の通話に関し、好意的である傾向が顕著でした。なお、全対象国での平均は51%でした。今後期待したい項目として、より快適な座席と無料かつ高速のインターネット接続サービスが挙げられ、いずれの項目についても、前回の調査を上回るスコア結果となりました。また、就寝スペースが3番目にランクインしました。
この結果について、ターキッシュ エアラインズ取締役会および執行委員会のM.イルケル・アイジュ(M. Ilker Ayci)会長は「当社では、最適な旅のお手伝いとおもてなしを提供することで、お客様にとって忘れられない旅となることを目指しています。そのために、民間航空業界における最新の動向やイノベーションについて詳細な情報収集を行っています。今回実施した2017年グローバル航空トレンド調査も、当社が民間航空業界のグローバルリーダーとして、お客様へ更なるよい体験を提供できるように、日々改善の努力をしています。
また、乗客がどのような情報を基に信頼すべき航空会社を決めているかについては、乗客自身の経験が重要であるということが調査で明らかとなりました。回答者の70%が自身の経験を最も信頼する判断材料としていますが、この傾向は今回の調査でさらに顕著となりました。友人・知人(57%)や旅行比較サイト(40%)がこれに続き、前回の調査よりスコアを伸ばしています。
大陸間の移動で直行便がない場合、予想より多くの乗客(36%)が最寄りの空港から出発し、国外の空港で乗継ぎを行っています。なお、回答者の42%が目的地への直行便がある国内空港へ国内フライト、電車、バスまたは車で移動し、目的地に向かうことを選択しています。フランスでは、最寄りの空港から出発し、海外のハブ空港で乗継ぎを行うと答えた回答者(43%)が、国内からの直行便を選んだ回答者(32%)を上回りました。
航空券に関しては、ほとんどの乗客(69%)は安価なベース価格よりも包括的な料金体系を好み、特に日本やアメリカをはじめ、南アフリカ、スウェーデン、インドでその傾向が顕著でした。包括的な料金体系を選ぶ理由として、利便性が最も多く挙げられ(72%)、国別ではインド(91%)、中国(78%)、南アフリカ(78%)が特に高い結果を示しています。搭乗ゲートで待機する際は、遅延やその理由についてのタイムリーな情報掲示(95%)が最も重視され、遅延の際のスタッフの増員(87%)、ノートパソコンや携帯電話等の機器が充電できる無料充電スペースの設置(87%)が続いています。
また、どの国の回答者の間でも、キャビンおよびトイレの清潔感(96%)をフライト中に最も求めることが分かりました。その次に、親切で親しみやすく、気配りの行き届いた客室乗務員(94%)ならびに食事と飲み物の品質(94%)がランクインしました。なお、フライト中に乗客が求める事項の中で、いつでも水が飲める点(90%)が最も広く指摘されました。健康に良い食べ物が常備されていること(83%)も重要という結果になりました。この2つの点は、特にアラブ首長国連邦(UAE)およびインドで高い割合を示しています。
フライト後に最も求めることとして、ロストバゲージについてのわかりやすい配送サービス(全体で92%)が挙げられており、特に南アフリカ(96%)、中国(95%)、アラブ首長国連邦(UAE)(94%)において高い結果を示しました。また、これまでのフライトで最もすばらしいと思ったサービスとしては、キャビン内の衛生管理や清潔感(91%)および客室乗務員の行動・態度(91%)が挙げられています。続いて、キャビン内の十分な照明(91%)、食事サービスの品質(75%)、座席の快適さ(72%)となっています。
日本人回答者の傾向をみると、ここ2年間で航空機を利用した回数は平均で6.9回となり、5-10回のフライトと答えた人が最多(31%)でした。プライベートでの航空機の利用は2年間で1-2回、3-4回と回答した人が最も多かったのに対し(29%)、ビジネスでの利用は、全く利用しなかった(54%)となり、ビジネスよりもプライベートで利用することの方が多いことがわかります。シートのランクで見ると、エコノミークラスでの利用が80%、ビジネスクラスは20%にとどまりました。飛行時間については、長距離(3.5時間超)が77%、中距離(2-3.5時間)、短距離(2時間未満)がそれぞれ48%という結果となり、島国であることからか、日本人旅行者にとって航空機での旅行は長距離になる傾向が強いことが見てとれます。
日本人回答者の67%は、何らかのマイレージ・プログラムに加入しています。そういったプログラムに期待するものとしては、「ディスカウントや無料航空券の提供」(59%)、アップグレードのオプション(54%)、空港のラウンジへのアクセス(38%)が挙げられており、ポイント文化が根強い日本において、お得に質の高い空の旅を楽しむことがやはり日本人の関心として高いことが伺えます。
日本人回答者が航空券を予約する際に最も重視することは、安全性(96%)、航空会社の評判(93%)、直行便であること(88%)、乗継が1回であること(88%)となり、安全、評判、利便性といったことに特に日本人旅行者が高い関心を持っていることが伺えます。
ターキッシュ エアラインズは、引き続き一層すばらしい空の体験をお客様にお届けできるよう努力し、航空業界のトレンドの把握、情報発信を行っていき、定期的に調査を実施していきます。
【ターキッシュ エアラインズについて】
ターキッシュ エアラインズは、1933年にトルコのフラッグキャリアとして設立されました。現在、325機(乗客用と貨物用)を所有しており、世界122ヶ国304都市、国際線255路線、国内線49路線の広範囲なネットワークで世界一の就航国数を誇る航空会社です。
ターキッシュ エアラインズ 公式 HP (日本語対応):https://p.turkishairlines.com/
公式 Facebook (日本版) : https://www.facebook.com/turkishairlines.jp/
公式 Twitter アカウント (日本版) : @thyjapan
【スターアライアンスについて】
スターアライアンスは、世界中の旅行者に多彩なサービスをシームレスに提供する世界初の航空連合として 1997 年に誕生。エア・トランスポート・ワールド・マーケット・リーダーシップ・アウォードを受賞したほか、『ビジネス・トラベラー・マガジン』とスカイトラックスから最優秀航空連合に選ばれる等、業界で高く評価されています。現在の加盟航空会社は、アドリア航空、エーゲ航空、エア・カナダ、中国国際航空、エアインディア、ニュージーランド航空、ANA、アシアナ航空、オーストリア航空、アビアンカ航空、アビアンカ ・ブラジル航空、ブリュッセル航空、コパ航空、クロアチア航空、エジプト航空、エチオピア航空、エバー航空、LOTポーランド航空、ルフトハンザドイツ航空、スカンジナビア航空、シンセン航空、シンガポール航空、南アフリカ航空、スイス インターナショナル エアラインズ、TAP ポルトガル航空、ターキッシュ エアラインズ、タイ国際航空、ユナイテッド航空。世界190か国、1,300か所の空港に1日当たり1万8,450本以上のフライトが運航されています。スターアライアンスはさらに接続パートナーである上海吉祥(Juneyao)航空による接続便も提供しています。
詳しくはwww.staralliance.com をご覧ください。
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