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グリー、ポリゴン・ピクチュアズとハイエンド3DCG技術基盤の共同開発を目的に資本業務提携

(2018/8/2)

カテゴリ:経営情報

リリース発行企業:グリー

グリー、ポリゴン・ピクチュアズとハイエンド3DCG技術基盤の共同開発を目的に資本業務提携

UE4を活用し、アニメ・ゲーム・VR・VTuber等マルチチャネル向けコンテンツ共有システム「SC2」を開発

グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:田中 良和、以下「グリー」)は、国内最大手のデジタルアニメーションスタジオ、株式会社ポリゴン・ピクチュアズ(本社:東京都港区、代表取締役:塩田 周三、以下「ポリゴン・ピクチュアズ」)が実施する第三者割当増資を引き受け、資本業務提携したことをお知らせします。グリーのポリゴン・ピクチュアズ株式の保有割合は、4.76%になります。 今後、傘下のゲーム事業ブランドであるWright Flyer Studios(以下「WFS」)が開発する3Dゲームや、ライブエンターテインメント事業を担う株式会社Wright Flyer Live Entertainment(以下「WFLE」)が手がけるVTuberをより高品質に、より効率的にマルチチャネル展開するためのコンテンツ共有システム「SC2:Sharing System for Cross-media Content」を共同開発していきます。



ベースの3DCGアセットを共有し、コンシューマゲーム、モバイルゲーム、VRコンテンツ、VTuber等、それぞれのメディアに最適なフォーマットへ、アセットをコンバート


アニメやゲームの海外市場やVTuber市場の成長スピード加速に伴い、3Dアニメコンテンツ制作の需要が日本国内だけでなくグローバル規模で拡大しています。アニメのIPがゲームやVTuberなどさまざまなチャネルをまたがって活躍するようになるなど、3Dアニメコンテンツをより高品質に、より効率的にマルチチャネル展開することが求められていますが、従来は対象となるメディアやデバイスごとに変換や最適化が必要となり、マルチチャネル展開時のコストやスピードに課題がありました。
今回の資本業務提携により、グリーとポリゴン・ピクチュアズは両社が保有する技術的知見を持ち寄り、「アニメ」「ゲーム」「AR/VR」「VTuber」「ライブ」など、各メディアに高品質な3DCGアセットを迅速に展開できるコンテンツ共有システム「SC2」を共同開発します。Epic Gamesが開発した「Unreal Engine 4」(以下、「UE4」)を共通エンジンとし、3Dアニメ向けに制作された高品質CGアセットをコンシューマゲーム、モバイルゲーム、VRコンテンツ、VTuberなどに同時展開するための技術基盤を開発することで、IPのマルチチャネル展開時の品質・コスト・スピードに関する課題を解決します。本取り組みにおいてグリーおよびWFS、WFLEは、ゲームやVTuber、マルチチャネル展開に関するノウハウの提供や開発協力を行い、ポリゴン・ピクチュアズは世界トップクラスのセルルック3D制作技術のノウハウや技術を提供します。
また今後、両社グループによるアニメ・ゲーム・VR・VTuberの共同制作の検討も進めていきます。


■株式会社ポリゴン・ピクチュアズについて

ポリゴン・ピクチュアズは、1983年7月の設立以来、「誰もやっていないことを 圧倒的なクオリティで 世界に向けて発信していく」ことをミッションに掲げ、先端的なエンタテインメント映像の製作を手がける国内最大手のデジタルアニメーションスタジオです。マレーシアの制作拠点「Silver Ant PPI Sdn. Bhd.」を含め、300名以上のクリエイターが集結。最新技術を駆使し情熱をもってコンテンツ制作に力を注いでいます。代表作は『GODZILLA 怪獣惑星』『シドニアの騎士』『亜人』『BLAME!』『トランスフォーマー ロボッツインディスガイズ』『Lost in Oz』『ピングーin ザ・シティ』など。
今後も、世界的に評価が高い日本のアニメーションと、独自の技術・企画ノウハウとを融合させ、コンテンツ・ビジネスにおけるリーディング企業を目指してまいります。
詳細につきましては、http://www.ppi.co.jp をご覧ください。


GREEおよびGREEロゴは、グリー株式会社の登録商標です。その他のすべての商標は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

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