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(2018/9/10)
カテゴリ:イベント
リリース発行企業:第4回がん撲滅サミット実行委員会
冒頭、先日の台風被害、北海道大地震でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げます。また被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
さて、2018年11月18日(日)午後1時から東京ビッグサイト国際会議場にて開催される第4回がん撲滅サミット(https://cancer-zero.com)。
その名物企画となった公開セカンドオピニオンに多摩版スクラムジャパン構想を推進する古瀬純司氏(杏林大学医学部腫瘍内科教授、杏林大学病院がんセンター長)が登場する。
古瀬氏らが進める『多摩版スクラムジャパン構想』とは消化器がんで研究に参加することに同意した患者の皆さんの病変の組織を国立がん研究センター東病院に送り、そこで組織の遺伝子変異を調べて変異があり、それに対する治験があれば国立がん研究センター東病院で治験を受けるか、受診をするという流れになる。
これまでは国立がん研究センター東病院に行かねばならなかった患者の皆さんが、地域にある病院に行けば治験が受けられるかどうかが判明するため、時間や体力、経済的負担が少なくて済むのである。もちろん多摩地区にあるネットワークの病院に行くことが前提だが、たとえば、現在受診している病院がむしろ多摩地区に近いようであれば、担当医にGI-SCREENの研究参加の希望があることを伝えて、疾患名、病変の提供の意思を記した紹介状を作成。たとえば杏林大学病院腫瘍内科ほかを受診することで前述の流れに入ることができるという。つまり、杏林大学病院ほかの多摩地区のネットワーク病院に行けば、治験参加がより身近になるわけである。ただし、現在は消化器がんに限られており、遺伝子変異があって、それに対する治験がある場合のみ、国立がん研究センター東病院で治験が可能となる。
その古瀬氏は言う。
「がんの薬物療法では、有効性の確認されている、いわゆる標準治療をまず優先して行うべきですが、十分な効果が得られない場合も少なくありません。がんの遺伝子変異など分子生物学的特徴を調べ、それに対する治療薬の開発が期待されています。しかし、そのような遺伝子変異がみられる確率は非常に低く、限られた病院では対象となる患者さんは、ほとんど見つかりません。今回のスクラムジャパンは国立がん研究センター東病院が中心となって全国の様々な地域から患者さんの組織を送ってもらい、治療の対象となる方を探そうとする研究です。確かに治験の候補となる患者さんは少ないですが、調べてみないとわかりません。直接国立がん研究センター東病院まで行けない患者さんでも参加できるチャンスがあるのは大きいことだと考えてスタートしました」
さらに古瀬氏は現在の抗がん剤の副作用について患者の皆さんにこう呼びかける。
「最近の抗がん剤は分子標的薬から免疫チェックポイント阻害薬まで、さまざまなタイプの薬が登場してきています。副作用は抗がん剤の種類や性質によって大きく異なりますので、使用する抗がん剤ごとに詳しい説明をお聞きいただき、理解いただく必要があります」
がん治療と仕事の両立を含め、現在の治療に悩んだり、不安を感じている方々は、ぜひ当日、公開セカンドオピニオンで古瀬純司氏に直接ご質問されてはいかがだろうか。
現在、入場エントリー受付をHP(https://cancer-zero.com)にて受け付けている。
お問い合わせは下記の通り。
【大会事務局】
公益財団法人がん研究会有明病院 総務課
〒135-8550 東京都江東区有明3丁目8番31号
TEL 03‐3570‐0397(直通)
担当:山﨑・高橋
【大会長事務局】
社会医療法人厚生会 木沢記念病院 経営支援部
〒505-8503 岐阜県美濃加茂市古井町下古井590
TEL 0574‐25‐2181(代表)
担当:南條
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