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(2018/9/19)
カテゴリ:イベント
リリース発行企業:宗教法人 麟祥院
地元の皆さまのおかげで、春日忌フェアはとても賑やかなものになりそうです。今回は、春日通り沿いの本郷老舗の和菓子屋である三原堂の社長の大森葉子様にお話を伺いました。
今回は麟祥院の紋が入った和菓子を春日忌限定で販売される!三原堂の社長である大森葉子さんに麟祥院の春日忌にご協力賛同された理由や春日忌限定の和菓子作成のプロセスやお菓子の紹介をして頂きました。
Q三原堂のお菓子づくりへのこだわりについて教えて下さい。
A大森社長:まずお客様に美味しく召し上がっていただきたいという気持ちがあるので、三原堂では仕入れを工夫し「安心・安全でお求めやすい美味しいお菓子を」お客様に召し上がっていただけるようにしております。また、三原堂では機械は最低限しか導入しておりません。それは、技術の伝承も私たちの役目であると思っている為のこだわりです。機械の操作はすぐに覚えることができますが「手づくり」というのはそうはいきません。技術の伝承と修練は職人を目指す人たちの一生の財産になります。志高く職人を目指す子たちには、ちゃんとした技術を身につけていって欲しいと考えております。
Q今回春日忌にご賛同・ご協力いただける理由について下さい。
A大森社長:以前から地域を活性化することに現在の住職は力を入れていると思っておりました。何かできることはないかと考えていたところ今回お声をかけていただきました。ご協力させていただける内容だったので喜んで協力させて頂きました。商売は街が元気でないと成り立たないものなので、様々な方向から街を活性化させることを考えて下さる方がいるというのは本当にありがたいことです。出来る限りフォローさせていただきたいと思っております。
Q春日局のイメージについて教えて下さい。
A大森社長:私の中では礫川公園にある春日局像の銅像のイメージがあります。転々と移動を繰り返して今は後楽園にある銅像から、凛とした綺麗な女性というイメージを持っています。
Q麟祥院のイメージについて教えて下さい。
A大森社長:今回のお話をいただいたことをきっかけにお寺の中に入らせて頂き、御住職や奥様の人柄のお陰で「清潔感があり暖かい感じがしました。また自然が豊かで空気が和らいだ場所という印象」を受けました。それに地域活性化に積極的に取り組まれている姿勢がありがたく思います。今回の春日忌に地元商店が出店する企画も、荘厳な法要に加えて楽しんでいただこうという気持ちを感じ柔軟に興味を持った方々が色々な切り口・角度から参加できる企画であると思います。そのことから広く開かれている印象を受けて素晴らしいことだと感じています。
Q三原堂さんの春日忌限定饅頭の作成プロセスについて教えて下さい。
A大森社長:誕生のきっかけは大河ドラマです。春日局の大河ドラマの時にぜひこれにちなんだお菓子を作ろうと父の代に考案されました。今回イベントでは薄い少しピンクがかった藤色の麟祥院の紋が入ったお菓子です。生地や色合いなどがとても柔らかく少し上品な女性らしいお菓子というイメージで作ったものです。残念ながら当時のパッケージは残っておらず、今回は一般のものと同じパッケージにはなりますが当時と同じように麟祥院の焼印が押されております。
Q春日忌限定饅頭の味とおいしさのポイントについて下さい。
A大森社長:大和芋と米粉を使用したフワフワでモチっとした2枚の生地で小豆の餡を挟んでいますので、一般的なおまんじゅうのイメージとは少し違います。中の小豆は北海道産の大納言小豆を使用しています。粒が大きくてしっかりした小豆の為しっとりとした生地に負けないくらいに小豆の粒感があり生地と餡子の相性は最高です。
Q三原堂さんの地域にかける思いについて教えて下さい。
A大森社長:ここ数年で、この地域に住む人が増えています。前はオフィス街というイメージの街でしたので日曜日には閑散としていました。それがここ数年でマンションが随分建ち、新しく街に住むようになった方が増えてきて土日でも春日通りの人通りが増えました。この町に移り住んできた人たちが住みやすい町であってほしいと思っております。そして、三原堂のお菓子を自分の街のお菓子だと自信をもってお土産にしてくれたら嬉しいと思います。地元の老舗和菓子屋として、この街とともに発展し継承していく事で活性化のお役に立てるよう頑張っております。
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