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(2018/11/5)
カテゴリ:イベント
リリース発行企業:ワールドチョコレートマスターズ
パリ/ブリュッセル-2018年11月2日、3日間かけて行われた、ワールドチョコレートマスターズ2018ファイナルラウンドが終了し、スイス代表のElias Läderachにその称号が与えられました。また、次点には、フランスのYoann Laval、米国のFlorent Cheveau が選ばれました。日本代表の垣本氏(京都・アサンブラージュ カキモト)は、2日目に、最終ラウンドに進むファイナリスト10名に選ばれ、ファイナルラウンドでは素晴らしい作品で健闘しましたが、4位という結果に終わりました。
ファイナルラウンドの課題:レシピとデザイン性に優れたマスターピース制作
最終ラウンドでは、第2ラウンドで選出されファイナリスト10人のシェフが2つのマスターピース作品を制作しました。フレッシュなパティスリーは、「現地の材料の調達から」ということで、まさに時間との戦いです。
特に印象的だったのは、「City of Tomorrow(明日の都市)」をテーマにした作品でした。ファイナリストの未来の都市についての驚くような考察が、それぞれの作品の素晴らしい造形、チョコレートの彫刻に反映され、背の高い建物や未来的な形が、最高の食材から作られました。
また、会場にはファイナリスト達のファンが多く集まり、会場を賑わせました。
日本代表は、4位入賞
日本代表、垣本晃宏氏は、貝殻をテーマにしたパティスリー作品で、審査員より高い評価を得ました。作品に使用した食材の組合せについて、「近い将来、新鮮な野菜やハーブは、果物より利用しやすくなる考えています。ローズマリーやディルのようなハーブの刺激的な香りは、食品とうまくマッチし、グルメフードには欠かせないものです。」と語っています。
また、ファイナルラウンドのマスターピース作品でも、再度野菜を取り入れ、美しい花と女性の彫刻を作り上げました。最終作品については、「将来、都市で食糧を育てるのは難しくなると思います。特に、果実は木が育つことが必要です。野菜はそれほど多くの栽培スペースを必要としないため、未来ではより多く使用されると考え作品に取り入れました。また、チョコレートの世界では、チョコレートと野菜を同時に使用できると考えています。」と述べています。
ドラマチックなハプニングも
ファイナルラウンでは、シンガポール代表のDesmond Leeが、作品を展示エリアに移動する際、作品の一部を床に落としてしまうというハプニングもありました。
https://vimeo.com/298599615
スイス代表Elias Läderachが、ワールドチョコレートマスターのタイトルを獲得
Eliasは、作品の出来に非常に満足していました。作品について、「パティスリーの糖度には特に注意を払いました。使用したのは僅か4%の砂糖。これは、通常ぺストリーに使用される平均的な砂糖の使用量より約60%少ない量になります。また、新鮮なフルーツを使用し、とてもにエレガントな形に作り上げました。作品制作は、私にとって、3Dペインティングのようなもので、ダイナミックゲームの“静”と“動”を表現しています。内側には、沈黙を象徴する女性、その周りで浮かんでいる葉が動きを象徴しています。私の情熱とチョコレート芸術への愛を反映した渾身の作品です。」と述べています。
Eliasは、世界的に有名な高級デパートハロッズとの流通契約を締結し、受賞したチョコレートの作品は、ロンドンのハロッズ本店にて展示されます。
Eliasのファイナルラウンドでの様子はこちらから確認いただけます。
https://vimeo.com/298605161
高解像度の画像はこちらから。
https://support.google.com/drive/answer/6283888?p=unsupported_browser&visit_id=636770040023662112-27474939&rd=1
また、動画はこちらをご覧ください。
https://vimeo.com/wcm2018
ワールドチョコレートマスターズについて
ワールドチョコレートマスターズは、2005年に設立された国際的大会です。チョコレートを専門にするプロフェッショナル達にとって、最も厳しいコンテストであり、“ワールドチョコレートチャンピオンシップ“とも呼ばれています。
ワールドチョコレートマスターズは、バリーカレボーグループのグルメブランドであるカカオバリー(R)が主催しています。(www.worldchocolatemasters.com)
■カカオバリー(R)について(www.cacaobarry.com):
常にペストリーとガストロノミーを生み出し、新たに進化させることにより、芸術的な製品を世に送り出しているフランスのチョコレートメーカー。世界の羨望の的となる伝統を有し、創造性、イノベーション、そして何よりも情熱を大切にしています。1842年の創設以来、カカオバリー(R)はこの遺産を守るべくひたすら全力で取り組んできました。カカオバリー(R)は現在、世界中のすべての情熱溢れるチョコレート職人にありとあらゆるチョコレート製品(チョコレートとクーベルチュール、プラリネ、原産地限定チョコレート、デコレーションとモールド)を提供することで、彼らにインスピレーションを与えて新たな製品開発への扉を開いています。また、プロフェッショナルなチョコレート職人が集う最大規模の国際コミュニティの場「チョコレートアカデミーのアンバサダークラブ」を運営し、完璧なノウハウや技術を身に着けたいと願う職人やシェフをサポートしています。カカオバリー(R)は、世界最大手の高品質チョコレート製品・カカオ製品メーカーであるバリーカレボーグループのグルメブランドです。
■バリーカレボーグループについて(www.barry-callebaut.com):
2016年度年間売上高約68億スイスフラン(63億ユーロ/69億ドル)を誇るバリーカレボーグループは、チューリッヒに拠点を置く世界最大手の高品質チョコレート製品・カカオ製品メーカー。カカオ豆の調達・加工から、チョコレートフィリング、デコレーション、コンパウンドをはじめとする最高級チョコレート製造まで手がけています。バリーカレボーグループは世界中で60近くの製造施設を持ち、世界各地で約11,000人の多様で献身的な従業員を雇用しています。
バリーカレボーグループは、食品産業メーカーからチョコレート職人やプロフェッショナルユーザー(ショコラティエ、パティシエ、パン職人、ホテル、レストラン、ケータリング業者など)まで、食品産業全体に製品を提供しています。こうしたグルメ志向の顧客が持つ特定のニーズに応えている2つの世界的ブランドが、カレボー(R)とカカオバリー(R)です。
バリーカレボーグループは、将来にわたってカカオ豆の生産を維持し、カカオ農家の生活を改善するため、2025年までに持続可能なチョコレート製造を実現すべく全力で取り組んでいます。また、持続可能なカカオ豆とチョコレートを目指すカカオ・ホライズン財団を支援しています。
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