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(2019/1/8)
カテゴリ:その他
リリース発行企業:FXトレード・フィナンシャル【FXTF】
2019年度「年頭のご挨拶」
お客様各位
新年明けましておめでとうございます。
弊社は2008年の創業以来、今年で11回目の新年を無事迎えられることとなりました。これはひとえにお取引をいただいているお客様からのご支持の賜物であり、この場を借りまして厚く御礼を申し上げます。昨年は弊社にとって大きな転機を迎えた1年となりました。オーナーがHK系のFX・証券・先物・貴金属取引・投資顧問を中心にグローバルに事業展開するゴールデンウェイグループ(GW)に変更となり、本年は当該グループの資本力・人材(グローバル1000人規模)・ITを中心としたFintecノウハウをフルに活用して新生FXTFの基盤確立に従業員一同専心する所存です。
現行のFX取引システム「MT4」、バイナリーオプション取引システム「バイトレ」に加え、当グループのグローバル中核商品である初心者向け新FX取引システムを導入する予定であり、ただいま準備しております。また一昨年度立ち上げた仮想通貨ビジネス会社‘BitTrade’社(FXTFが10%出資)との関係性も維持しており、将来の仮想通貨レバレッジ取引導入も見据え、個人の皆様の時代に即したニーズにタイムリーにお応えすべく、業域をさらに拡大・進化させていく方針です。従業員一同、微力ながらGWグループの一員として本邦事業の拡大に邁進する所存ですので、引き続き倍旧のご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。
さて恒例になりましたが元為替トレーダーの見地から「2019年度の相場予測及びその取り組み方針」につき、下記取り纏めましたのでご参考までにご一読いただければ幸甚でございます。
【ドル円】
「米国経済失速」をメインテーマとして追加利上げ打ち止め観測の”米ドル”に対し超金融緩和政策継続の”円”とのパフォーマンスギャップ縮小により、春以降ドル安円高基調に転換。年間予想レンジは105~115円。年間を通して「ドルの戻り売り、一部押し目買い」戦術にてドルの売り持ちポジションをキープする戦略を推奨。米国経済失速が世界経済の景気減速に繋がり、主要国通貨の金融引き締めは後ずれすることが予想され、グローバルな超低金利環境が継続。これが引き続き為替市場の低ボラティリティ(為替変動)の要因となり、2019年も変動幅が小さい膠着相場を予想する。
【ユーロ、英ポンド】
年後半にユーロ圏経済回復、利上げ開始予想により、対ドルではユーロ上昇トレンドに年後半で転換。年間予想レンジはユーロ・ドルで1.10~1.20ドル。ただ、年間を通してユーロ圏政治情勢がユーロ相場に随所に混乱をもたらす可能性あり、通常よりもやや小さめのポジションで足早な回転売買が奏功しそうである。
英ポンドは3月末のBrexitの行方次第で不規則・不安定な相場展開が継続。”合意なき離脱”となればポンドは10%以上下落。“離脱撤回”となれば10%程度ポンドは上昇すると予想する。ポンドの明確な方向性が出るまではポンド取引は控えたほうが賢明と思料する。
【資源国・新興国通貨】
米国経済失速が世界景気減速をもたらし、原油をはじめとした商品相場の需要減退。歴史的低金利状態となっているオーストラリア・ニュージーランドやカナダの利上げ観測も後退。2019年も対ドルや円で軟調地合い継続。
(「2019年為替相場予測」の詳細はHP、2019年1月相場「鶴のヒトコエ」をご参照)
https://www.fxtrade.co.jp/market/hitokoe2019_01
【取り組み方法】
昨年の「年頭挨拶」でも申し上げましたが、この時期は毎年恒例の年間為替予測が巷に溢れています。ただ、この時期の‘2019年の相場予想’ほどあてにならないものはなく、為替ストラテジストの中には早ければ1月中に予測を変更するケースも散見されます。年初予想した年間レンジが1ヶ月もたたないうちに突き抜けてしまうことも珍しくありません。年初の為替予想は年間を通して予想を的中させることを目的としたものと捉えるのではなく、あくまで参考材料とし、その予想をベースに想定外の突発的な追加事項等を加味しながら、予想された項目がそれぞれ時間軸や数値が変更となれば、個人個人の取り組み方針もその都度、戦略・戦術を見直していくことが必要となります。
大事なことは、ストラテジストの予測をあてにすることではなく、参考材料程度に留めること。また一個人のちっぽけな相場観にも固執しないことです。自分の予測を間違えた場合の損切りは確実にかつ自動的にしないといけません(取引をしたら機械的にストップロスオーダーを入力することを推奨します)。自分の相場観が当たりトレンドに乗ったときの利食い(収益確保)こそ、いかに大きく勝つかが重要なポイントとなります。値頃感、勝手な思い込み(巷の相場予測)や一個人の相場観により簡単に利食うことは避けた方がいいでしょう。FXは本来、孤独な取引です。自分で判断して相場に入り、自分の判断で損益を計上するものです。取引した瞬間、その後の上げ下げの確率は五分五分、言い換えれば半数が予測を間違えるのです。是非、今一度自分の取り組み手法をチェックし、2019年度のFX取引において、安定的な利潤の確保ができることをFX会社の立場から祈念し、弊職のご挨拶とさせていただきます。
株式会社 FXトレード・フィナンシャル
代表取締役社長 鶴 泰治
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