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横浜市民ギャラリーあざみ野で開催する写真展「あざみ野フォト・アニュアル」をご紹介します!

(2019/1/25)

カテゴリ:イベント

リリース発行企業:公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団

横浜市民ギャラリーあざみ野で開催する写真展「あざみ野フォト・アニュアル」をご紹介します!

企画展「長島有里枝展 知らない言葉の花の名前 記憶にない風景 わたしの指には読めない本」+平成30年度横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展「暗くて明るいカメラーの部屋」

横浜市民ギャラリーあざみ野では、写真表現の現在を切りとる企画展と、収蔵する横浜市所蔵カメラ・写真コレクションを活用し様々な切り口で紹介するコレクション展を、毎年同時開催しています。 ※以下より告知動画をご覧いただけます。 https://www.youtube.com/watch?v=fMOgNibqsqE



企画展「長島有里枝展 知らない言葉の花の名前 記憶にない風景 わたしの指には読めない本」



シリーズ「本を感じる」より From the series “Touch the book, Feel the stories” 2018

現代の写真表現を紹介するシリーズ「あざみ野フォト・アニュアル」2018 年度の企画展は、長島有里枝の個展を開催します。
本展の構想は、2008年8 月から2009年7月にわたって文芸雑誌『群像』に連載され、2009年に単行本化、2015年に文庫化された短編集『背中の記憶』を起点としています。四世代にわたる家族の記憶を丹念に拾い上げたこの自伝的作品では、自身の幼少時代の記憶を基にした物語が生き生きと語られ、随所でカメラのレンズがフォーカスを合わせるように、写真的イメージを想起させます。
この展覧会は、『背中の記憶』の通読に応じてくださったある全盲の女性との対話から得たインスピレーション、長島が常々写真表現に感じているいくつかの疑問点等をコンセプトの中心に据え、近作や未発表作、インスタレーション作品により構成されます。「写真」と「テキスト」を従来とは異なる関係性において捉えようとする意欲的な試みとなります。本展における「写真」と「テキスト」は、それぞれが補完しあうものとしてではなく、一つの契機を共有する、異なる自立した表現として立ち現れることでしょう。
※会期中、視覚障がい者限定の音声ガイド等、作家発案により鑑賞サポートを用意いたします。詳細はお問い合わせください。

[関連イベント]
アーティスト・トーク ※定員に達したため受付終了しました。
【日 時】1月26日(土)14:00~15:30
【出 演】長島有里枝
【ゲスト】半田こづえ(本展協力者/美術鑑賞研究)
【定 員】80名程度

対談「言葉の力とその限界」
【日 時】2月23日(土)15:00~16:30
【出 演】長島有里枝、少年アヤ(エッセイスト)
【定 員】80名程度

アートなピクニック―視覚に障がいがある人とない人が共に楽しむ鑑賞会
【内 容】スタッフや参加者同士の会話を通して展示作品を楽しみながら鑑賞するツアーです。障がいの有無にか
     かわらず、どなたでもご参加いただけます。
【日 時】2月9日(土)14:00~16:00
【定 員】10名

学芸員によるギャラリートーク
【日 時】2月10日(日)14:00~14:30

※ギャラリートーク以外は、事前の申込みが必要です。申込み方法などの詳細は、ホームページをご確認ください。
http://artazamino.jp/event/azamino-photo-20190126/



平成30年度横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展「暗くて明るいカメラーの部屋」





平成30年度のコレクション展では、アーティストの野村浩をゲスト・キュレーターに迎え、収蔵品と野村の作品を合わせて展示します。
野村はこれまで、自身の一人娘と合成技術によって写真の中にのみ存在するもう一人の娘を被写体にした「Doppelopment」シリーズ等、写真の迫真性を逆手に取り、現実と虚構の境界を曖昧にした作品を通じて、写真というメディウムの在り方を露わにしてきました。2018年には、Facebookで発表していた3コマ漫画『On Photography』をもとにしたコミック本『CAMERAer -カメラになった人々』を出版し、そこに描かれた登場人物たちの写真をめぐる様々な思考と感情は、共感と反響を呼んでいます。
本展では「CAMERAer(カメラー)」に登場するキャラクターたちを案内役に、野村の視点で選んだコレクションのカメラ・写真・関連資料と遊び心あふれる野村の作品のコラボレーションによって、私たちが日々親しんでいる写真というメディウムの不思議さ、面白さに迫ります。

●横浜市所蔵カメラ・写真コレクションとは
横浜は日本における写真発祥の地の一つとして、近代日本の写真映像文化の歴史に大きく貢献したと言われています。横浜市ではこうした歴史を踏まえ、映像文化都市づくりを進めるため、アメリカのサーマン・F・ネイラー氏が40年にわたって世界各地から収集したカメラ、写真、写真関連アクセサリー、資料及び文献のコレクション約1万件を平成5・6年度に取得しました。

[関連イベント]
ギャラリートーク
野村浩×日比谷安希子(横浜市民ギャラリーあざみ野学芸員)
【日 時】2月10日(日)15:00~15:45

ワークショップ
「カメラ・オブスクーラをつくろう」
【日 時】2月17日(日)13:30~16:00
【講 師】野村浩
【対 象】小学4年生~大人20人
【参加費】500円

対談 野村浩×大森克己(写真家)
「ティンタイプ、ライカ、スマートフォン~写真にうつらないものの変遷」
【日 時】2月24日(日)14:00~16:00
【定 員】50名程度

※ギャラリートーク以外は、事前の申込みが必要です。申込み方法などの詳細は、ホームページをご確認ください。
http://artazamino.jp/event/azamino-photo-20190126-collection/





【お問合せ先】


横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
TEL:045-910-5656
FAX:045-910-5674
メールアドレス:info@artazamino.jp     

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