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2020年、巨大な「誰かの顔」が東京の風景に浮かぶ

(2019/2/15)

カテゴリ:イベント

リリース発行企業:合同会社マウスプラストゥ

2020年、巨大な「誰かの顔」が東京の風景に浮かぶ

現代アートチーム 目の大規模プロジェクト《まさゆめ》、「Tokyo Tokyo Festival 企画公募」事業として実施決定!!

この度、現代アートチーム 目/[me](以下、目)は、東京都とアーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)が主催する「Tokyo Tokyo FESTIVAL 企画公募」事業のひとつに採択されました。 国籍や性別、年齢問わずひろく世界中から募集し、選ばれた「実在する一人の顔」を、2020年の東京の空に浮かべるプロジェクト「まさゆめ」を実施します。





「まさゆめ」は、目として東京で行う初の大規模プロジェクトです。四年に一度の人類最大規模の集いのなかで、空に浮かぶ巨大な顔。その圧倒的な風景は、個であることと同時に公である私たちの存在を見つめなおし、その不思議や実感をあらためて人類に問いかけます。
まさゆめ 公式HP: https://masayume.mouthplustwo.me/

プロジェクトの最初のハイライトとなる「顔の決定」は、特設サイトにおける「顔募集」、東京の街をフィールドに展開する「顔収集ワークショップ」、集まった顔について議論を交わす「顔会議」という三つのプログラムを経て、最終的に目のアーティストである荒神明香が、2020年 東京の空に浮かぶべき顔を選びます。
各プログラムはどなたでも参加可能です。目と共にプロジェクトの仕掛人になって、実際に顔が浮かぶその日を迎えましょう!

「まさゆめ」プロジェクト:顔 決定までのフロー




アーティスト メッセージ(目/荒神 明香 こうじん はるか)
中学生の頃、突如、街の上空にまるで月のように 人間の顔が"ぽっ"と浮かんでいる夢を見ました。
代わり映えのない日常の中で、ある日偶然見てしまったこの夢がなぜかとても大切な気がしてずっと忘れられませんでした。当時の私には想像もできませんでしたが、あの時見た夢が現実に起こされます。
夢で見たということよりも、「まるで誰かの夢を見ているような光景」が現実に 2020年の東京に起こるということが、本当に奇跡のように思います。
これから始まるプロジェクト「まさゆめ」は、世界中のどなたでも空に浮かぶ顔の候補者としてエントリーしていただくことができ、そして浮かべるべき顔について議論を交わす「顔会議」など、普段アートの活動に触れる機会のない方でも参加いただける様々なプログラムを計画しています。
ごく普通の中学生が見た取るに足らない夢が、多くの人の体験や記憶と繋がって、私たちがこの広大な世界に存在しているということを確かめ合えるような機会になればと思っています。

目 /[mé]
アーティスト 荒神明香、ディレクター 南川憲二、インストーラー 増井宏文を中心とする現代アートチーム。
個々の技術や適性を活かすチーム・クリエイションのもと、特定の手法やジャンルにこだわらず展示空間や観客を含めた状況/導線を重視し、果てしなく不確かな現実世界を私たちの実感に引き寄せようとする作品を展開している。代表作に「たよりない現実、この世界の在りか」(資生堂ギャラリー、2014年)、《repetitive object》(大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2018)、《Elemental Detection》(さいたまトリエンナーレ 2016)などがある。第28回(2017年度)タカシマヤ文化基金受賞。2019年は「六本木クロッシング 2019」(森美術館、2月9日[土]~5月26日[日])、「VOCA展 2019」(上野の森美術館、3月14日[木]~30日[土])、個展「非常にはっきりとわからない」(千葉市美術館、11月2日[土]~12月28日[日])にて新作を発表予定。



《repetitive objects》(2018) photo=目[me]
《Elemental Detection》(2016) photo=目[me]



【「Tokyo Tokyo FESTIVAL 」とは】
東京都とアーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)では、オリンピック・パラリンピックが開催される2020年の東京を文化面から盛り上げるため、「Tokyo Tokyo FESTIVAL」と称して様々な文化プログラムを展開し、芸術文化都市東京の魅力を国内外に発信しています。

【「Tokyo Tokyo FESTIVAL 企画公募」とは 】
Tokyo Tokyo FESTIVALの中核となる文化プログラムのアイデアを、一般から幅広く募った結果、国内外から2,436件におよぶ企画アイデアが寄せられ、その中から13の実施案を選定しました。公募で選ばれた13件は今後、東京都及びアーツカウンシル東京の主催事業として実施し、人々の記憶に残るプログラムとして、2020年を超えて、東京がよりクリエティブな文化都市へとステップアップしていくことを目指します。

主催:東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
企画・運営:現代アートチーム 目/[mé]、まさゆめ事務局

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