特殊鋼専業メーカーは資源・エネルギー価格の高騰や物流・人件費などの諸コスト上昇に採算維持への販価是正を強調。... 流通はメーカー値上げに呼応し再販価格の唱え上げを展開。物流費など流通間の諸コスト上昇...

値上げ率はトラック・バス用、農業機械用タイヤなどの生産財系商品で平均8%、乗用車用タイヤなどの消費財系商品で同6%を見込む。タイヤの原材料の高騰や人件費、物流費のコスト上昇に対し、生産...

メーカーは春季に値上げを実施した。母材価格や物流費、人件費などの上昇で生産コストの増加が見込まれたためだ。

鋼管メーカーは2024年春季以降、物流費や労務費など諸コストの上昇に販価引き上げを実施。... 溶協品は2万―2万5000円(加工品)の値上げが浸透し、高炉品も段階的に同2万円の製品値...

大同特殊鋼は4月契約分で同3―10%の値上げを実施。... 人件費や物流費も上昇傾向にある。主力需要先である自動車分野の引き合いは底堅く、流通在庫の消化が一定進み、9月にメーカーの値上げが反映...

一方、淀川製鋼所は6月出荷分で、現行価格比10―15%値上げを実施した。主原料費や物流費などの高騰を受け、自助努力ではコスト上昇分の吸収が困難とした。日鉄鋼板は4月出荷分から値上げし、JFE鋼...

専業メーカーは2024年初来、加工コストおよび物流・労務費などの経費上昇に総じてトン当たり1万円の販価値上げを実施。... 荷動きは物流倉庫など既契約の大型物件需要にメーカー直送の大型プレスコラムが底...

三菱ケミカルグループは2025年1月1日出荷分(日本国内販売分)から、錠剤・カプセル包装用シートを値上げする。... 遮光グレードについては顔料の値上げのため、別途3%上乗せす...

トラック運転手の残業規制に伴う輸送能力の低下が懸念される「物流の2024年問題」への対応などで人件費や諸コストの上昇を転嫁する動きが続いている。

値上げ幅は11%で、2025年1月1日受注分から実施する。原材料の高騰に加え、エネルギー費や人件費、副資材価格、物流費の上昇が続いていることを受け、価格転嫁を決めた。

人件費や物流費などのコストアップも利益確保の足かせになる。 ... 販価改善の先行きについて、内田裕之社長は「上期(4―9月)にやや改善したが、下期(10―2...

比較的安定した顧客層に支えられながらも「物流の2024年問題」に直面。... 同社も協力配送会社からの値上げ要請には可能な限り対応。... とはいえ物流会社にとってドライバーの確保ほど大きな難問はない...

レゾナックはアンモニアと関連製品の国内販売価格を、2025年1月1日納入分から値上げする。... 生産設備の老朽化に伴う修繕費や維持更新費などが上昇し製造コストが大幅に増加、物流費も上昇傾向にある。....

人件費・物流費の上昇が収益を押し下げるが、価格転嫁やコスト削減で補う。... 三菱製紙は「(10月下旬から実施している)製品値上げの効果が11月から現れ始めている」とする。

専業メーカーは2024年初来、加工コストや物流・労務費などの負担増に、トン当たり1万円の販価値上げを実施している。 ... 市中の荷動きはデータセンターや物流倉庫など大型物件向けでメ...

LIXILは一部の住宅用建材・設備のメーカー希望小売価格を2025年4月の受注分から値上げする。... ただ購入資材や物流費の高騰は先が見通せない上、新築住宅の需要減の影響を受けた。

さらに物流・労務費など流通コストの上昇分として、別枠で同3000―5000円の転嫁が実行されつつある。 ... ただ店売りでは2021年当時の底値から同8万円の製品値上げが定着してい...

需要は低いものの、メーカーはコスト高を理由に値上げの姿勢を崩しておらず、流通も価格を据え置いている。... 一方、淀川製鋼所は6月出荷分で、現行価格比10―15%値上げを実施した。主原料費や物...

大同特殊鋼は4月契約分から同3―10%の値上げを実施。... 人件費や物流費も上昇傾向にある。... 足元は値上げが一巡し、市場関係者は値上げの浸透を見極めている。

引き合いは弱いが、コスト高に直面するメーカーは値上げの姿勢を崩していない。... 安田工業(東京都千代田区)もナマシ鉄線やクギなどを4月に同2万円以上値上げした。母材や燃料、物流の価格...