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薄型軽量で割れにくい省電力のディスプレー開発が実現すれば、スマートフォン(多機能携帯電話)などモバイル機器の世界を変える可能性が出てくる。
チタン合金の試験と並行し、精密加工やダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜形成などの表面処理を続け、既存製品より薄型化、小型化する。
一方、「薄型テレビやパソコンの販売に回復が見られず、スマートフォン(次世代携帯電話)向け部品需要も伸び悩んでいる『電気機械』は横ばいにとどまる」と厳しく分析。
【名古屋】東朋テクノロジー(名古屋市中区、富田英之社長、052・251・7211)は、薄型ディスプレー(FPD)向け卓上型検査装置の製造・販売に乗り出す。
携帯端末向けを手がける「ルネサスモバイル」については売却を含めた方向性の見直しに着手したほか、薄型テレビなど民生機器向けはすでに新製品の開発を中止している。
現行品の厚み0・55ミリメートル程度のカバーガラスが薄型化する見込みで、ウオータージェット加工機などを増やして超薄型ガラス加工の研究を進める。
ヨコオは携帯端末機器の小型・薄型化に対応するため、配列間隔が同社従来品比約15%減の最小1・45ミリメートルまで対応できる電源スプリングコネクター(写真)を製品化した。
東京実業では銅と鉄の共晶合金を素材とした加工製品が電磁遮蔽性に優れていることから、電子機器やハイブリッドカーのシールド材を従来より軽量化、薄型化できるとしている。
WSSの量産技術を持つフジクラとニスティカ、NTTエレクトロニクスの3社が共同して、薄型で多ポートを有するツインWSSを開発・提供することにした。
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