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[ 科学技術・大学 ]
(2016/2/29 05:00)
■高齢者見守りに活用■
慶応義塾大学発ベンチャーのイデアクエスト(東京都大田区、坂本光広社長、03・6459・9776)は、トイレでの卒倒などを早期に検知、通報するシステムの試作品を完成させた。赤外線の輝点画像から人の姿勢を把握し、危険な状態かどうかを人工知能(AI)で判断する。高齢者施設や病院の個室での異常発生を想定した「見守りシステム」としての利用を見込む。2016年中に実用化する計画だ。
開発したシステムは赤外線半導体レーザーとファイバーグレーティング素子を使い、格子点に並べた約2000個の赤外線輝点をトイレの室内全体に投影する。さらに、これとは別に室内に設置した撮像素子で撮影する。人がいる時といない時の輝点位置を比較しながら、人の姿勢を3次元の画像で再構築する。
安否の確認には、AI技術の一つで、脳の神経回路の仕組みをモデルにした情報システム「ニューラルネットワーク」を活...
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(2016/2/29 05:00)
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- 慶応義塾大学発ベンチャーのイデアクエストは、トイレでの卒倒などを早期に検知、通報するシステムの試作品を完成させた。高齢者施設などの個室での異常発生を想定した「見守りシステム」として、2016年中に実用化する計画だ。
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