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[ 人物 ]
(2016/4/8 05:00)
セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長兼最高経営責任者(CEO=写真左)は7日、会見を開きグループの全役職を退任し「引退」する意向を明らかにした。鈴木会長は退任についてグループのセブン―イレブンの社長人事をめぐって会社案を指名・報酬委員会で否決されたことやセブン&アイの大株主でイトーヨーカ堂創業者の伊藤雅俊名誉会長に人事案が承認されず、取締役会でも可決できなかったことから「信認されていない」などと考え、退任を決めた。
セブン&アイではセブン―イレブンの社長人事で、井阪隆一社長の退任と古屋一樹副社長の昇格を3月に設置した指名・報酬委員会に提案したが、委員会はこれを否決、同日開催の取締役会でも賛成7、反対6、棄権2で15人役員のうち、過半数の8票を獲得できず否決された。
鈴木会長は井阪社長が人事案をいったんは飲んだものの、数日後に「受けられない」などとして...
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(2016/4/8 05:00)
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