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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/5/25 05:00)
【浜松】キャタラー(静岡県掛川市、砂川博明社長、0537・72・3131)は、直噴ガソリン車の燃費を向上させながらすすなど粒子状物質(PM)を取り除くGPF(ガソリン・パティキュレートフィルター)用触媒「4way触媒」の量産技術を確立した。GPF基材に塗布し浄化機能を付加する。採用されれば世界初。2017年以降、環境規制が強化される欧州を中心に採用を目指す。
4way触媒は排ガスに含まれる炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOX)、一酸化炭素(CO)といった有害物質を触媒反応で無害化する三元(3way)触媒の機能に、PM除去機能を加えた。
直噴ガソリン車は通常のガソリン車よりPM排出量が多い。このため燃費と環境性能を両立できるGPFの搭載が不可欠となる。
ガソリン車にはPMの捕集機能を持たないフィルター基材2個の搭載が多い。PMの捕集機能を高めるにはディーゼル車の粒子状物質減少装置(DP...
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(2016/5/25 05:00)
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