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(2016/7/5 05:00)
今回から毎週火曜日付の電子版に、前の週に読まれた電子版記事の週間アクセスランキング・ベスト10を掲載することにしました。さらに、そのうち1本を選んで、簡単な解説もお届けします。初回は6/27(月)~7/3(日)掲載分です。
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■ランキング・ベスト10(6/27~7/3)
1位 自分の頭皮細胞から毛髪を再生-東京医科大など、年内に臨床研究
2位 日立、イタリアから鉄道車両3000億円受注-新規で最大規模
3位 JAXA、新型ロケット「H3」打ち上げ50億円に圧縮-費用半分に
4位 英EU離脱/日本企業、欧戦略見直し-拡大路線を再検討
5位 米当局、テスラ車死亡事故の調査開始-オートパイロット使用中 (1)
6位 東海理化、自動車用の電子ミラー開発-サイドミラーの知見生かす
7位 パナソニック、AI活用の自動翻訳技術を18年度に事業化-訪日客・五輪向け
8位 アマゾン“仕分け大会”に参戦!三菱電機、瞬時に形・素材を選別できる倉庫向け仕分けロボ開発
9位 “ポスト・FIT”-パナ・京セラ・シャープ・三菱、ZEHや仮想発電所など家庭・自治体に提案
10位 「MRJ」最終組み立て-量産機、今月スタート
■解説「東海理化、自動車用の電子ミラー開発-サイドミラーの知見生かす」
6月18日に施行された自動車の保安基準改正で、電子ミラーが解禁された。これまではドアミラーやルームミラーの設置が義務付けられていたが、カメラとモニターといった電子機器で代用できるようになり、中にはミラーのない車など外観デザインの面でも自由度が増しそう。しかも世界各国で規制緩和が進んでいることから、「新たな需要の起爆剤」として自動車関連やエレクトロニクス企業が熱い視線を注いでいる。電子ミラーの利点は死角をなくせることと、雨の日でも後方が確認しやすくなることなど。日産の「アラウンドビューモニター」のように、複数のカメラの画像を合成して周囲を見渡せる技術も当たり前になるかもしれない。故障した場合の影響が大きいことから、壊れにくさが求められるのは当然だが、またもや車のデジタル化が大きく進展することになりそうだ。
(2016/7/5 05:00)