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[ ロボット ]
(2016/8/2 05:00)
ロボット革命イニシアティブ協議会は2017年度に、持ち運び作業用ロボット向けにオープンソースのソフトウエア(OSS)開発を始める。汎用性が高い持ち運び作業に関わるソフトを、ソースコード(設計図)を開示するOSSとし、ロボットの普及を下支えする。政府が掲げる20年度に企業のロボット導入費2割減の実現につなげる。
15年5月設立の同協議会は経済産業省などの省庁と約260の企業が参加する。物をつかんで運ぶ作業は工場や家庭向けなど幅広く使われるため、OSSの利用者も多いとみて、開発を決めた。
工場、物流倉庫、住宅用生活支援向けの3分野で、基本ソフト(OS)やミドルウエア、操作や画像認識など各種のアプリケーションソフトをそれぞれ開発する。ソフトの大半は通信の応答速度やリアルタイム制御など一定の要件を満たした既製品を応用する。利用企業はOSSをベースに、自社の技術を盛り込んだ有償製品を開発できる。...
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(2016/8/2 05:00)
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