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[ 商社・流通・サービス ]
(2016/11/15 05:00)
JR東海は踏切を制御する「新型電子踏切装置=写真」を開発し、2017年4月から踏切約1800カ所に順次導入する。落雷や高温対策により、寿命が現行から約5年延びて23年になるほか、現行の2種類から共通化して製作費を50万円減の150万円に抑えた。約20年間で、約30億円かけて更新する。新型電子踏切装置は機器の配線を見直して雷の過電流を回避しやすくしたほか、プリント基板のハンダをコーティングして温度変化に強くした。
駅構内用と駅間用で別々だった装置を、共通化して部品を削減した。これにより保守作業も効率化できる。集積回路に中央演算処理装置(CPU)ではなく、産業用などに広く使われている「FPGA」と呼ばれる書き換え可能な集積回路を採用。次の更新時に同じプログラムを利用できる。踏切装置にFPGAを搭載するのは、JR東海が国内で初めてとしている。
(名古屋)
(2016/11/15 05:00)
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