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[ エレクトロニクス ]
(2016/11/29 05:00)
パナソニックは28日、従来に比べて600倍となる100万対1以上のコントラスト(明暗比)を実現した新型液晶パネル(写真)を業界で初めて開発したと発表した。液晶パネルの耐久性や信頼性を持ちながら、有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)パネルと同等の明暗比を実現した。忠実な映像再現が求められる医療や車載、放送などの業界に提案する。2017年秋をめどに、姫路工場(兵庫県姫路市)で量産する。
従来の表示用液晶に調光用液晶を組み合わせた新しいセル構造を採用。IPSと呼ばれる広視野角液晶パネル技術を進化させた。17年1月からサンプル出荷を始める。
追加投資を行わず、姫路工場の既存ラインで生産できる。同工場は8月にテレビ用パネルの生産を止め、産業用に特化。現在の稼働率は25%程度に低下している。新型パネル受注を増やし、18年度中のフル稼働を目指す。
(2016/11/29 05:00)
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