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[ 中小・ベンチャー ]
(2016/12/6 05:00)
経済産業省・中小企業庁は2017年春から、中小企業の受発注業務を効率化するため、電子データ交換(EDI)システムの実証実験に乗り出す。タブレット端末(携帯型情報端末)やスマートフォンなどで取引できる簡易な仕組みを構築。10グループ程度を選定し、効果を検証する。手作業に頼ることが多い業務のIT化を推進し、中小企業の生産性底上げにつなげる。
EDIは注文書や納品書、請求書などをデータ化し、通信回線を通じてやりとりする仕組み。注文書の送付が不要になるほか、納品書や請求書の作成に流用できるなど、業務の大幅な効率化が見込める。中小企業庁は今回の取り組みを通じて中小企業が使いやすいシステムの検討を進め、さまざまな業種でIT活用を後押ししていく。
実証実験では、17年早々にモデルとなるグループを募集する。業界単位での取り組みと、特定地域に集積する企業間が連携するケースの2通りを想定しており、合わせて...
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(2016/12/6 05:00)
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