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[ エレクトロニクス ]
(2016/12/21 05:00)
日立製作所は2018年度末までに、IoTプラットフォーム(基盤)「ルマーダ」上で運用する産業用アプリケーションを100種類開発する。生産現場での品質向上、製品の需要変動に柔軟に対応できる工程管理などをテーマに設定。多様な地域・業種の顧客に提供できるよう高い拡張性を確保して開発する。アプリはまず自社の顧客に対するソリューションの一部として活用し、19年度以降に外販に乗り出す意向。
IoT基盤は生産性向上などのため、機器やセンサーから収集したデータを管理して解析し、改善策を探るための中核を担う。米ゼネラル・エレクトリック(GE)は「プレディックス」、独シーメンスは「マインドスフィア」を展開している。日立がアプリ開発を本格化することで、覇権争いが激化しそうだ。
日立はIoTを活用した業務改善などに取り組み、そのユースケース(利用事例)をルマーダに収集。その後、利用事例を基に拡張性を高めた...
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(2016/12/21 05:00)
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