[ ロボット ]
(2017/1/13 05:00)
米アップルでプログラミング言語「スウィフト」開発を指揮したクリス・ラトナー氏が電気自動車メーカーのテスラモーターズに移籍した。事情を知る関係者1人によると、2015年11月以来、テスラの自動運転プログラムのディレクターを務めていたスターリング・アンダーソン氏は同社を去った。テスラは10日、ラトナー氏を同社の自動運転ソフトウエア担当のバイスプレジデントとして迎えたと発表。「同氏の仕事の優秀さに関する評価は良く知られている。同氏がテスラに加わり、自動運転技術チームを率いてその将来を加速させてくれることを非常に喜んでいる」とブログで表明した。
アンダーソン氏退社についてテスラは発表していないが、同関係者が確認した。公表されていないことを理由に匿名を条件としている。アンダーソン氏にコメントを求めたが返答はない。
テスラが自社の電気自動車を完全自動運転化する取り組みを進める中で、幹部が交代した。複数の関係者によると、アップルは自動運転車を自社で製造しないと最近決断した。
(ブルームバーグ)
(2017/1/13 05:00)