[ 機械 ]
(2017/2/10 05:00)
日本鍛圧機械工業会(日鍛工)がまとめた2017年1月の鍛圧機械の受注実績は、前年同月比17・3%増の249億7800万円で2カ月ぶりに増加した。前年1月の水準が低かったため、増加率がふくらんだ格好だ。営業日の少ない1月特有の季節要因はあるが、16年(暦年)の月平均である約260億円を下回る。
プレス系機械が同52・8%増の126億1700万円で2カ月ぶりの増加だ。インドで超大型機の受注があった。
増加率が大きいのは、全体傾向と同様に前年同月が低水準だったことが理由としている。
板金系機械は、同27・1%減の57億8800万円で2カ月ぶりに減少した。パンチング、プレスブレーキ、レーザー・プラズマのいずれもが減った。
また、プレス系と板金系を合わせた機械合計は、同13・6%増の184億500万円で2カ月ぶりの増加だった。輸出が同39・7%増でけん引した。
輸出は北米が同19・3%減、中国は同0・4%減で、同9倍のインド頼みの伸びだった。
(2017/2/10 05:00)
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