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[ 科学技術・大学 ]
(2017/5/12 05:00)
【多彩な顔ぶれ】
技術は企業に活用されて初めて社会の役に立つ。特に中小企業に先端技術を橋渡しする意義は大きい。
産業技術総合研究所には、技術営業部隊であるイノベーションコーディネーターが、162人いる。企業の元役員や公設試験研究機関の元所長、産総研の元研究者など顔ぶれは多彩だ。
中小企業との連携では公設試出身のコーディネーターの存在が大きい。86人と全体の半数を占め、各地の優良企業を熟知する。
コーディネーターを集めた会議で瀬戸政宏フェロー(前イノべーション推進本部長)が繰り返し唱えてきたのが「マメに行き、よく聞き、すぐやる」。企業を訪ねて課題を聞き、応えられる技術を探す。瀬戸フェローは「橋渡しに細かなテクニックはない。信頼に応える行動があるのみ」と言い切る。
【きめ細かに】
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(2017/5/12 05:00)
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