[ ICT ]
(2017/5/12 16:00)
(ブルームバーグ)米マイクロソフトは11日、シアトルで開催中の年次開発者会議「ビルド」で、基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」のアップデートを発表した。追加する主な機能は「iOS」や「アンドロイド」などライバル企業のモバイルOSで動く機器のユーザーに恩恵をもたらす可能性が高い。
同社幹部の説明によれば、今秋のOSアップグレートの一環として追加される機能により、異なる機器の同期が可能になる。クリップボードに保存された情報の共有や、1つの端末で中断した作業を他の機器で再開することも可能になる。アップルの音楽アプリ「iTunes(アイチューンズ)」もウィンドウズのアップストアで利用できるようになるという。
同社はまた、複数のユーザーがスマートフォンで撮影した動画や写真を共有し、特殊効果や音楽を使って編集できる「ストーリー・リミックス」と呼ぶアプリも紹介。人工知能(AI)が最適な動画クリップや写真を選んでまとめる技術や、登場人物1人に焦点を合わせて編集できる機能などを披露した。
(2017/5/12 16:00)