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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/6/8 05:00)
川崎重工業は7日、米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)の民間航空機用ジェットエンジン「PW1500G」向けの燃焼器(写真)を初出荷したと発表した。川重はこれまで防衛省向けエンジンの燃焼器を手がけてきたが、民間用は初めて。明石工場(兵庫県明石市)で生産した。今回の初出荷を皮切りに本格量産に入る。
同エンジンはカナダ・ボンバルディアの次期リージョナルジェット「Cシリーズ」に搭載される。先進のギアシステムを採用し、従来機に対して16%の燃費改善を達成したほか、騒音も50%低減した。燃焼器はエンジンの中核部位で、性能向上に重要な役割を果たす。川重は燃焼器とともに、ファンドライブギアシステム(メーンギア)も担当する。
また、川重はブラジル・エンブラエルの次期リージョナルジェット「E2」シリーズ向けエンジン「PW1900G」の燃焼器も手がける。CシリーズとE2シリーズは、合計で600機以上の受注が確定。搭載エンジンも1200台以上の受注が決定している。
(2017/6/8 05:00)
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