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[ 医療・健康・食品 ]
(2017/6/21 05:00)
【サンディエゴ(米カリフォルニア州)=斎藤弘和】富士フイルムはバイオ医薬品の開発・製造受託事業を強化する。2022年ごろまでに同事業関連で200億―300億円の設備投資を行う方針を明らかにした。19年には約30億円を投じ、米テキサス州の子会社に動物細胞培養タンク3基を増設。同社はバイオ薬の開発・製造受託の世界市場を16年度は4000億円規模と推定。23年度ごろまでは年率約8%成長するとし、攻勢をかける。
富士フイルムは医薬品の開発・製造受託事業の売上高を、23年度に16年度比約3・3倍の1000億円とする目標を掲げている。この主力にバイオ薬を位置付ける。
バイオ薬を手がける米フジフイルム・ダイオシンス・バイオテクノロジーズテキサス(FDBT、テキサス州)へ容量2000リットルの動物細胞培養タンク3基を増設する。FDBTでは17年3月に新生産棟を完成し、3基の動物細胞培養タンクを18...
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(2017/6/21 05:00)
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