[ ICT ]

【電子版】松岡功の「IoT&AI最前線」(7)国税庁はAI活用で税務行政を“スマート”にできるか

(2017/6/30 05:00)

国税庁が先頃、人工知能(AI)技術などを活用した10年後の税務行政の姿を描いたレポートを公表した。すでに大量の関連データが蓄積されているだけに、AIが税務行政の“スマート”化に大きく貢献しそうだ。

キーワードは「スムーズ・スピーディ」と「インテリジェント」

国税庁が公表した10年後をイメージした「税制行政の将来像」の概要を1枚の図にまとめたのが、【図1】である。この将来像を検討した目的が記してあるが、一言でいえば「税務行政のスマート化を目指す」ことにある。その背景となる環境の変化として、「ICT・AIの進展」を最初に挙げているところに、とりわけAIがもたらすスマート化への期待のほどがうかがえる。

  • 【図1】国税庁が公表した「税務行政の将来像」の概要(出典:国税庁の資料)

「スマート税務行政」と銘打った将来像は、「納税者の利便性の向上」と「課税・徴収の効率化・高度化」といった2つの取り組...

(残り:1,301文字/本文:1,701文字)

(2017/6/30 05:00)

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