[ 機械 ]
(2017/8/9 05:00)
【名古屋】ジェイテクトは8日、国内最大のトンネル工事用シールド掘進機に自社の旋回座軸受(写真)が採用されたと発表した。東京外かく環状道路の関越―東名間16・2キロメートルの工事に使われる直径16・1メートルの掘進機で、軸受は地盤を掘り進めるカッター部分の回転を支える。軸受の直径は約7・7メートルで、国内最大級。
シールド掘進機は2月に工事現場に設置された。工事区間の開通時期は未定。旋回座軸受は掘進機の性能に大きく関わり、直径約7・7メートルでも、回転時のぶれを0・1ミリメートル程度に抑えた。
工事現場まで道路で運搬できるよう、旋回座軸受は4分割して設計し、現場で組み立てた。分割設計でも要求の精度を出せるようにした。
(2017/8/9 05:00)
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