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[ エレクトロニクス ]
(2017/8/14 05:00)
【立川】相馬光学(東京都日の出町、浦明子社長、042・597・3256)は水産研究・教育機構と共同で、生マグロの脂肪含量の割合を1秒で測定する「PiPiTORO(ピピトロ)」を9月に発売する。近赤外分光スペクトルの反射を利用して測る。非破壊方式のため測定時間を従来の測定法に比べ大幅に短縮できる。消費税抜きの価格は195万円。遠洋マグロはえ縄漁業に拡販し、初年度に年間30台の販売を目指す。
一般的に脂肪含量の割合によってマグロの価格が変動するとされ、これまではミンチ状にしたマグロの身をガスクロマトグラフで4―5時間かけて測定していた。
ピピトロは強い噴流水に耐える基準「IPX6」に相当する防水性能で倒れにくい安定構造に設計しており船上での使用を想定。リチウムイオンバッテリー内蔵で連続動作は4時間。縦293ミリ×横78ミリ×高さ133ミリメートル、重さ1・4キログラム。
誰でも簡単に取り...
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(2017/8/14 05:00)
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