[ ICT ]
(2017/8/23 05:00)
富士通はウェブサイト上での利用者の行動を機械学習で把握・学習し、商品購入などの利用者の興味に合わせた操作に導く画面動作自動化サービス「サイトブースター」を始めた。毎月の料金は10万円(消費税抜き)から。初期費用は5万円(同)。企業向けデジタルマーケティング・ソリューションとして、2020年度までに300社への採用を目指す。
ウェブサイト訪問者の行動を捕捉し、それに合わせた最適なアプローチを自動実行させるためのタグを対象のウェブサイトに埋め込むことで動作する。
例えばウェブサイト上の特定領域を長時間見ている訪問者に対して、販売促進サイトへ誘導するコンテンツをポップアップ表示する。こうしたシナリオ・テンプレート(ひな型)を複数用意することで、ユーザー企業が必要なものを選択し、すぐに利用できるようにする。
自動実行させる行動内容やタイミングの決定に、訪問者の属性を判断するクッキー情報を必要としない。また行動履歴を学習し続けることで、予兆の検知精度が向上する。
このため、初めてウェブサイトに訪れる訪問者に対しても最適なアプローチが可能となる。
新サービスにより、ウェブサイトの運用業務を省力化するとともに、ウェブサイトを起点とした売り上げや会員数の目標達成などの重要目標達成指標(KGI)の改善を支援する。
(2017/8/23 05:00)
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