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[ エレクトロニクス ]
(2017/8/23 05:00)
オムロンは2020年をめどに、人と協調作業するロボットを採用した独自のセル生産ラインを草津工場(滋賀県草津市)に導入する。アーム型ハンドリングロボットに人工知能(AI)を搭載。ロボットが作業者の動きに合わせ、衝突を避けつつ加工対象物(ワーク)を運ぶ仕組みを作る。現在5割の自動化率を6―7割に高める計画。作業者は手先の器用さや臨機応変さが求められる作業に専念できる体制を目指す。
AI搭載の生産現場用ロボットは、プログラマブルロジックコントローラー(PLC)の組み立てラインに導入する。18年に基礎技術を固めた後に新ラインを設計し、20年の稼働を目指す。
既存の生産ラインの自動化率は5割。隣の装置にワークを持ち運ぶ作業などの一部を「からくり」と呼ばれる電力を極力使わない装置に置き換えた。
新ラインでは、さらに自動化率を高めるため、自社のAI搭載の搬送ロボットを改良。人や障害物を回避しながら...
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(2017/8/23 05:00)
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