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[ 商社・流通・サービス ]
(2017/9/4 05:00)
日本航空(JAL)は1日、成田―オーストラリア・メルボルン線を開設した。ボーイング787型機で1日1便運航する。すでに就航する成田―シドニー線と運航ダイヤをずらして設定、利用客の選択肢を増やした。メルボルンには日本企業が多く進出しており、ビジネス・観光客のバランスの取れた需要が見込めるという。
同日開いた記念セレモニー(写真)で植木義晴社長は「最高のサービスを提供できるよう努力する」とあいさつした。4月の中期経営計画発表後に就航した初の路線。15日には成田―米ハワイ・コナ線も開設する。
JALは公的資金で再建して国の経営監視下にあった。3月末までの前中計期間中は、新規路線の開設が制限されていた。
日豪間は2015年に発効した経済連携協定(EPA)を背景に今後も経済関係の深化が期待されている。
(2017/9/4 05:00)