[ 金融・商況 ]
(2017/11/2 05:00)
芙蓉総合リースは欧エアバス製の新造旅客機「A321neo」を国内リース会社で初めてリースした。ANAホールディングス(HD)に9月に1機リースしたほか、3機を2018年上期(1―6月)に順次納入する見通し。芙蓉総合リースは17年度からの中期経営計画で組成ペースを年10機程度としており、本年度は9月末までに7機組成した。他に納入の見通しもあり、年度内に10機強組成する計画。
ANAHDと8月にリース契約を締結した。現在リースしている1機は、ANAHDの中核会社である全日本空輸(ANA)の国内路線で運航中だ。
A321neoのリース価格や期間は非公表だが、17年度のカタログ価格では1機1億2700万ドル(約144億円)。
A321neoは「シャークレット」と呼ばれる大型のウイングチップと、燃費効率に優れたエンジンを搭載しており、従来機「A321ceo」と比べて燃費効率で約15%、航続性能で約7%向上しているという。
芙蓉総合リースは航空機リースに力を入れており、国内ではANA以外にも格安航空会社(LCC)のバニラ・エア(千葉県成田市)やピーチ・アビエーション(大阪府田尻町)などに航空機リースをしている。
(2017/11/2 05:00)
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