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[ 中小・ベンチャー ]
(2017/11/17 05:00)
【宮崎】修電舎(宮崎県延岡市、一瀬直行社長、0982・33・3789)は、持ち運びが容易な燃料電池システムを製品化した。水素化カルシウムを使った水素発生剤に水を注ぎ、発生した水素を使って発電する。価格は65万円(消費税抜き)。販売目標は初年度30台。災害時の非常用電源として普及を目指す。
発生剤はコーティングが施してあり、水素の発生速度を抑えることで水素ガスの圧力上昇による暴発事故などを防ぐ。音を発する機器は冷却用ファンのみで騒音が少なく、屋内避難所などでの利用に適している。スイッチを押すだけで発電できる。水素発生剤の保管用パッケージにも特殊加工を施し10年間の長期保存を可能にした。
本体の大きさは高さ30センチ×幅25センチ×奥行き36センチメートルで、重さは8キログラム。外部出力は30ワット。本体に水1リットルと、1本で600ワット時を供給できる水素発生剤2本を搭載できる。
修電舎は制御盤の設計、製作や精密板金加工などが主業務。一瀬秀平専務は「災害で停電している間の3日間、明かりや携帯電話に使える電源を目指した」と話している。
(2017/11/17 05:00)
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