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[ エレクトロニクス ]
(2017/12/7 05:00)
有機EL量産設備投資 今年度1000億円
ソニーとパナソニックが、経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)の関連会社で有機EL(エレクトロルミネッセンス)を手掛けるJOLED(東京)が行う第三者割当増資の引き受けを検討していることが6日、分かった。有機EL量産に向けた設備投資などの資金を調達するため、今年度中に約1000億円の増資を行う計画。
JOLEDはソニーとパナソニックのほか、国内の有機EL材料メーカーなど取引先を中心に複数の企業に打診しており、1社当たりの引受額は100億円前後になる見通し。月内をめどに引受先を固めたい考えだ。
ソニーとパナソニックはJOLEDの設立母体で、それぞれ5%の株式を現在保有している。ソニーは医療用モニターに有機ELを使用、パナソニックも航空機関連での採用を検討している。(時事)
(2017/12/7 05:00)